Linux 用 DSC の nxPackage リソース
PowerShell Desired State Configuration (DSC) の nxPackage リソースは、Linux ノード上でパッケージを管理するためのメカニズムを備えています。
構文
nxPackage <string> #ResourceName
{
Name = <string>
[ PackageManager = <string> { Yum | Apt | Zypper } ]
[ PackageGroup = <bool>]
[ Arguments = <string> ]
[ ReturnCode = <uint32> ]
[ FilePath = <string> ]
[ DependsOn = <string[]> ]
[ Ensure = <string> { Absent | Present } ]
}
Properties
プロパティ | 説明 |
---|---|
名前 | 特定の状態を保証するパッケージの名前。 |
PackageManager | サポートされている値は、yum、apt、zypper です。 パッケージのインストール時に使用するパッケージ マネージャーを指定します。 FilePath を指定した場合、その指定したパスを使用してパッケージがインストールされます。 それ以外の場合、パッケージ マネージャーを使用して、事前に構成されているリポジトリからパッケージがインストールされます。 PackageManager も FilePath も指定しない場合は、システムの既定のパッケージ マネージャーが使用されます。 |
PackageGroup | $true の場合、Name は PackageManager で使用されるパッケージ グループの名前であるものとみなされます。 PackageGroup は、FilePath を指定したときには使用できません。 |
引数 | 指定されたとおりにパッケージに渡される引数の文字列。 |
ReturnCode | 想定されるリターン コード。 実際のリターン コードがここで指定される想定される値と一致しない場合、構成はエラーを返します。 |
FilePath | パッケージが存在するファイル パス。 |
共通プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
DependsOn | このリソースを構成する前に、他のリソースの構成を実行する必要があることを示します。 たとえば、最初に実行するリソース構成スクリプト ブロックの ID が ResourceName で、そのタイプが ResourceType である場合、このプロパティを使用する構文は DependsOn = "[ResourceType]ResourceName" になります。 |
Ensure | パッケージが存在するかどうかを決定します。 パッケージの存在を保証するには、このプロパティを Present に設定します。 パッケージが存在しないことを保証するには、Absent に設定します。 既定値は Present です。 |
例
次の例では、"Yum" パッケージ マネージャーを使用して、Linux コンピューターに "httpd" という名前のパッケージが確実にインストールされるようにしています。
Import-DSCResource -ModuleName nx
Node $node
{
nxPackage httpd
{
Name = "httpd"
Ensure = "Present"
PackageManager = "Yum"
}
}
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