Linux 用 DSC の nxService リソース
PowerShell Desired State Configuration (DSC) の nxService リソースは、Linux ノード上でサービスを管理するためのメカニズムを備えています。
構文
nxService <string> #ResourceName
{
Name = <string>
[ Controller = <string> { init | upstart | systemd } ]
[ Enabled = <bool> ]
[ State = <string> { Running | Stopped } ]
[ DependsOn = <string[]> ]
}
Properties
プロパティ | 説明 |
---|---|
名前 | 構成するサービス/デーモンの名前。 |
コントローラー | サービスを構成するときに使用するサービス コントローラーの種類。 |
Enabled | ブート時にサービスを開始するかどうかを示します。 |
State | サービスが実行されるかどうかを示します。 サービスが実行されないようにするには、このプロパティを Stopped に設定します。 サービスが確実に実行されるようにするには、このプロパティを Running に設定します。 |
共通プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
DependsOn | このリソースを構成する前に、他のリソースの構成を実行する必要があることを示します。 たとえば、最初に実行するリソース構成スクリプト ブロックの ID が ResourceName で、そのタイプが ResourceType である場合、このプロパティを使用する構文は DependsOn = "[ResourceType]ResourceName" になります。 |
追加情報
nxService リソースでは、サービス定義やサービスのスクリプトが存在しない場合、これらは作成されません。 PowerShell Desired State Configuration の nxFile リソースを使用して、サービス定義ファイルやスクリプトの存在または内容を管理できます。
例
次の例では、SystemD サービス コントローラーを使用して登録された 'httpd' サービス (Apache HTTP Server の場合) の構成を示します。
Import-DSCResource -ModuleName nx
Node $node
{
#Apache Service
nxService ApacheService {
Name = 'httpd'
State = 'running'
Enabled = $true
Controller = 'systemd'
}
}
GitHub で Microsoft と共同作業する
このコンテンツのソースは GitHub にあります。そこで、issue や pull request を作成および確認することもできます。 詳細については、共同作成者ガイドを参照してください。