Export-AipServiceTemplate

保護テンプレートのプロパティを Azure Information Protection からファイルにエクスポートします。

構文

Export-AipServiceTemplate
      -TemplateId <Guid>
      -Path <String>
      [-Force]
      [<CommonParameters>]

説明

Export-AipServiceTemplate コマンドレットは、保護テンプレートのすべてのプロパティを Azure Information Protection からファイルにエクスポートします。 その後、Azure Information Protection を使用してテンプレートを別のテナントにインポートするか、エクスポートしたテンプレートを編集して元のテナントにインポートし直すことができます。 この方法を使用して、複数言語の名前と説明など、テンプレートの複数のプロパティを一括編集することができます。

Azure portalで保護テンプレートを構成することはできますが、PowerShell を使用してこれらのテンプレートをエクスポートおよびインポートする必要があります。

ヒント

必要に応じて既知の適切なバージョンに戻すことができるように、保護テンプレートをバックアップする方法としてこのコマンドレットを使用することを検討してください。

エクスポート プロセスでは、ファイル名の拡張子が自動的に付加されません。そのため、エクスポートされたデータの表示と編集に使用するアプリケーションに合わせてファイル名の拡張子を指定できます。

Get-AipServiceTemplate コマンドレットを使用して、すべてのテンプレートの GUID を取得できます。

Azure portalで構成する方法など、保護テンプレートの詳細については、「Azure Information Protection のテンプレートの構成と管理」を参照してください。

Azure Information Protection統合ラベル付けクライアントを使用しますか?

Azure Information Protection 統合ラベル付けクライアントは、保護テンプレートを間接的に使用します。 統合ラベル付けクライアントがある場合は、保護テンプレートを直接変更する代わりに、ラベルベースのコマンドレットを使用することをお勧めします。

詳細については、Microsoft 365 ドキュメントの 秘密度ラベルの作成と公開 に関するページを参照してください。

例 1: テンプレートをエクスポートする

PS C:\>Export-AipServiceTemplate -Path "C:\MyTemplates\MyTemplateFile.xml" -TemplateId 28168524-29c3-44f1-9e11-ea6c60bb6428

このコマンドを実行すると、指定したテンプレートが MyTemplateFile.xml というファイルにエクスポートされます。

パラメーター

-Force

コマンドレットが同じパスの既存のテンプレート ファイルを上書きすることを示します。

Type:SwitchParameter
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False

-Path

ファイルを保存する場所のパスを指定します。

Type:String
Position:Named
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False

-TemplateId

保護テンプレートの GUID を指定します。

Type:Guid
Position:Named
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False