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Add-AzureADServicePrincipalOwner

サービス プリンシパルに所有者を追加します。

構文

Add-AzureADServicePrincipalOwner
   -ObjectId <String>
   -RefObjectId <String>
   [-InformationAction <ActionPreference>]
   [-InformationVariable <String>]
   [<CommonParameters>]

説明

Add-AzureADServicePrincipalOwner コマンドレットは、Azure Active Directory のサービス プリンシパルに所有者を追加します。

例 1: ユーザーを所有者としてサービス プリンシパルに追加する

PS C:\> $ServicePrincipalId = (Get-AzureADServicePrincipal -Top 1).ObjectId
PS C:\> $OwnerId = (Get-AzureADUser -Top 1).ObjectId
PS C:\> Add-AzureADServicePrincipalOwner -ObjectId $ServicePrincipalId -RefObjectId $OwnerId

最初のコマンドは、Get-AzureADServicePrincipal (./Get-AzureADServicePrincipal.md) コマンドレットを使用してサービス プリンシパルのオブジェクト ID を取得し、それを $ServicePrincipalId 変数に格納します。

2 番目のコマンドは、Get-AzureADUser (./Get-AzureADUser.md) コマンドレットを使用してユーザーのオブジェクト ID を取得し、それを $OwnerId 変数に格納します。

最後のコマンドでは、所有者$OwnerId指定されたユーザーを、$ServicePrincipalIdで指定されたサービス プリンシパルに追加します。

パラメーター

-InformationAction

このコマンドレットが情報イベントに応答する方法を指定します。 このパラメーターの有効値は、次のとおりです。

  • 続行
  • Ignore
  • 照会
  • SilentlyContinue
  • Stop
  • [中断]
型:ActionPreference
Aliases:infa
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-InformationVariable

情報イベント メッセージを格納する変数を指定します。

型:String
Aliases:iv
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-ObjectId

Active Directory のサービス プリンシパルの ID を指定します。

型:String
配置:Named
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

-RefObjectId

所有者/マネージャー/メンバーとして割り当てる Active Directory オブジェクトの ID を指定します。

型:String
配置:Named
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

メモ

Microsoft Graph PowerShell への Add-AzureADServicePrincipalOwner の移行ガイド を参照してください。