Set-DPMRole

DPM ロールへの変更を保存します。

構文

Set-DPMRole
   [-DpmRole] <DpmRole>
   [-WhatIf]
   [-Confirm]
   [<CommonParameters>]

説明

Set-DPMRole コマンドレットは、System Center - Data Protection Manager (DPM) ロールに加えた変更を保存します。 DPM ロールを使用すると、Microsoft SQL Server データベース所有者は DPM 管理者の支援を受けずにデータベースを回復できます。

Rename-DPMRole コマンドレットを使用して、DPM の名前または説明を変更できます。 適切なセキュリティ グループにロールを追加するには、Add-DPMSecurityGroup コマンドレットを使用します。 Add-DPMRecoveryItem コマンドレットを使用して、DPM が保護するSQL ServerデータベースとSQL Server データベースのインスタンスを指定します。 Add-DPMRecoveryTarget コマンドレットを使用して、SQL Serverを実行するターゲット コンピューターを指定します。

例 1: ロールへの変更を保存する

PS C:\>$DpmRole = Get-DpmRole -Name "OpsMgrSQL" -Editable
PS C:\> Rename-DPMRole -DpmRole $DpmRole -Name "OpsMgrSQL23"
PS C:\> Set-DPMRole -DPMRole $DpmRole

最初のコマンドは 、Get-DpmRole コマンドレットを使用してロールを取得し、それを $DpmRole 変数に格納します。 コマンドを使用すると、ロールが編集可能になります。

2 番目のコマンドでは、 Rename-DPMRole コマンドレットを使用して、$DpmRoleに格納されているロールの名前を変更します。

3 番目のコマンドは、$DpmRoleに格納されているロールの 2 番目のコマンドで行われた変更を保存します。

パラメーター

-Confirm

コマンドレットの実行前に確認を求めるメッセージが表示されます。

Type:SwitchParameter
Aliases:cf
Position:Named
Default value:False
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False

-DpmRole

このコマンドレットが変更する DPM ロールを指定します。 DPM ロール オブジェクトを取得するには、Get-DPMRole コマンドレットを使用します。

Type:DpmRole
Position:1
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False

-WhatIf

コマンドレットの実行時に発生する内容を示します。 このコマンドレットは実行されません。

Type:SwitchParameter
Aliases:wi
Position:Named
Default value:False
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False