Start-DPMManualReplicaCreation

手動データ コピー用にレプリカ VHD を準備します。

構文

Start-DPMManualReplicaCreation
     [-Datasource] <Datasource>
     [-WhatIf]
     [-Confirm]
     [<CommonParameters>]

説明

Start-DPMManualReplicaCreation コマンドレットは、System Center - Data Protection Manager (DPM) サーバー上の手動データ読み込み用にレプリカ仮想ハード ディスク (VHD) を準備します。 データ ソースが手動レプリカの作成方法で保護されている場合、このコマンドレットはレプリカ VHD をマウントし、レプリカ ボリュームを公開して、DPM 管理者がレプリカ ボリューム上のデータ ソース データを手動でコピーできるようにします。

手動コピーが完了したら、Stop-DPMManualReplicaCreation コマンドレットを使用してレプリカ VHD のマウントを解除します。 スケジュールされたバックアップを開始するには、現在のデータ ソースに対して一貫性チェックをトリガーする必要があります。

例 1: 保護されたデータ ソースの手動レプリカ作成を開始する

PS C:\>$pg = Get-DPMProtectionGroup -DPMServerName "TestingServer"
PS C:\> $ds = Get-DPMDatasource -ProtectionGroup $pg
PS C:\> Start-DPMManualReplicaCreation -Datasource $ds

最初のコマンドでは、Get-DPMProtectionGroup コマンドレットを使用して、TestingServer という名前の DPM サーバー上の保護グループを取得します。 $pg変数に格納されます。

2 番目のコマンドでは、Get-DPMDatasource コマンドレットを使用して、保護グループ $pgで保護されているデータ ソースを取得します (保護グループが 1 つしかない場合)。 $ds変数に格納されます。

3 番目のコマンドは、このデータ ソースのレプリカ VHD をマウントし、DPM 管理者がデータ ソース データをレプリカ ボリュームに手動でコピーできるようにします。

パラメーター

-Confirm

コマンドレットの実行前に確認を求めるメッセージが表示されます。

Type:SwitchParameter
Aliases:cf
Position:Named
Default value:False
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False

-Datasource

手動データ コピーを実行するデータ ソースを指定します。

Type:Datasource
Position:1
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False

-WhatIf

コマンドレットの実行時に発生する内容を示します。 このコマンドレットは実行されません。

Type:SwitchParameter
Aliases:wi
Position:Named
Default value:False
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False