Start-DPMSwitchProtection
データ ソースの保護をセカンダリ DPM サーバーに切り替えます。
構文
Start-DPMSwitchProtection
[-ProtectionGroup] <ProtectionGroup>
[-Async]
-Datasource <Datasource[]>
[-WhatIf]
[-Confirm]
[<CommonParameters>]
説明
Start-DPMSwitchProtection コマンドレットは、一連のデータ ソースの保護をセカンダリ System Center - Data Protection Manager (DPM) サーバーに切り替えます。 セカンダリ DPM サーバーでこのコマンドレットを実行します。
例
例 1: データ ソースの保護をセカンダリ サーバーに切り替える
PS C:\>$PGroup = Get-DPMProtectionGroup -DPMServerName DPMServer073
PS C:\> $PObject = Get-DPMDatasource $PGroup[0]
PS C:\> Start-DPMSwitchProtection -ProtectionGroup $PGroup -Datasource $PObject
最初のコマンドは、 Get-DPMProtectionGroup コマンドレットを使用してサーバーのデータ保護グループを取得し、$PGroup変数に格納します。
2 番目のコマンドでは、 Get-DPMDatasource コマンドレットを使用してデータ ソースを取得します。 コマンドは、標準の配列構文を使用して、$PGroup配列の最初のメンバーを指定します。 コマンドは、データ ソースを $PObject 変数に格納します。
3 番目のコマンドは、$PGroup変数に格納されている保護グループの一部である $Ds 変数内のデータ ソースのセカンダリ サーバーに保護を切り替えます。 セカンダリ サーバーでこの例を実行します。
パラメーター
-Async
コマンドが非同期的に実行されることを示します。 コマンドを非同期的に実行すると、ジョブの完了に長時間かかる場合でも、コマンド プロンプトは直ちにを返します。
Type: | SwitchParameter |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
-Confirm
コマンドレットの実行前に確認を求めるメッセージが表示されます。
Type: | SwitchParameter |
Aliases: | cf |
Position: | Named |
Default value: | False |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
-Datasource
このコマンドレットが保護を切り替えるデータ ソース オブジェクトを指定します。 データ ソースには、Windows オペレーティング システム、Microsoft SQL Server データベース、Microsoft Exchange Server ストレージ グループ、Microsoft SharePoint ファーム、Microsoft Virtual Machine、DPM データベース、または保護グループのメンバーであるシステム状態のファイル システム共有またはボリュームを指定できます。
Type: | Datasource[] |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | True |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
-ProtectionGroup
このコマンドレットが動作する保護グループを指定します。 保護グループ オブジェクトを取得するには、Get-DPMProtectionGroup コマンドレットを使用します。
Type: | ProtectionGroup |
Position: | 1 |
Default value: | None |
Required: | True |
Accept pipeline input: | True |
Accept wildcard characters: | False |
-WhatIf
コマンドレットの実行時に発生する内容を示します。 このコマンドレットは実行されません。
Type: | SwitchParameter |
Aliases: | wi |
Position: | Named |
Default value: | False |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |