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Get-MailflowStatusReport

このコマンドレットは、クラウドベースのサービスでのみ使用できます。

Get-MailflowStatusReport コマンドレットを使用して、過去 90 日間のメッセージの最終的な処理によって編成された特定の日付範囲のメッセージ数を返します。

以下の構文セクションのパラメーター セットの詳細については、「Exchangeのコマンドレット構文」を参照してください。

構文

Get-MailflowStatusReport
   [-Direction <MultiValuedProperty>]
   [-Domain <MultiValuedProperty>]
   [-EndDate <System.DateTime>]
   [-EventType <MultiValuedProperty>]
   [-Page <Int32>]
   [-PageSize <Int32>]
   [-ProbeTag <String>]
   [-StartDate <System.DateTime>]
   [<CommonParameters>]

説明

このコマンドレットは、次の情報を返します。

  • 日付
  • 方向
  • イベントの種類
  • カウント

このコマンドレットを実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。 このトピックにはこのコマンドレットのすべてのパラメーターが一覧表示されていますが、自分に割り当てられているアクセス許可に含まれていない一部のパラメーターにはアクセスできません。 コマンドレットを組織内で実行するために必要になるアクセス許可とパラメーターを調べるには、「 Find the permissions required to run any Exchange cmdlet」を参照してください。

例 1

Get-MailFlowStatusReport -StartDate 06-01-2020 -EndDate 06-10-2020 -Direction Inbound,Outbound -EventType GoodMail,EdgeBlockSpam

次の使用例は、指定した日付範囲で GoodMail または EdgeBlockSpam として分類された受信メッセージと送信メッセージを返します。

パラメーター

-Direction

Direction パラメーターは、メッセージの方向によって結果をフィルター処理します。 有効な値は次のとおりです。

  • 受信
  • IntraOrg
  • 送信

複数の値をコンマで区切って指定できます。

Type:MultiValuedProperty
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online, Exchange Online Protection

-Domain

このパラメーターは、Microsoft の内部使用のために予約されています。

Type:MultiValuedProperty
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online, Exchange Online Protection

-EndDate

EndDate パラメーターには、日付範囲の終了日を指定します。

コマンドを実行するコンピューターの [地域のオプション] 設定で定義されている短い日付形式を使用します。 たとえば、短い日付形式 mm/dd/yyyy を使用するようにコンピューターが構成されている場合は、「09/01/2018」と入力して 2018 年 9 月 1 日を指定します。

Type:System.DateTime
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online, Exchange Online Protection

-EventType

EventType パラメーターは、イベントの種類別にレポートをフィルター処理します。 有効な値は次のとおりです。

  • EdgeBlockSpam
  • EmailMalware
  • EmailPhish
  • GoodMail
  • SpamDetections
  • TransportRules

複数の値をコンマで区切って指定できます。

Type:MultiValuedProperty
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online, Exchange Online Protection

-Page

このパラメーターは、Microsoft の内部使用のために予約されています。

Type:Int32
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online, Exchange Online Protection

-PageSize

このパラメーターは、Microsoft の内部使用のために予約されています。

Type:Int32
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online, Exchange Online Protection

-ProbeTag

このパラメーターは、Microsoft の内部使用のために予約されています。

Type:String
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online, Exchange Online Protection

-StartDate

StartDate パラメーターは、日付範囲の開始日を指定します。

コマンドを実行するコンピューターの [地域のオプション] 設定で定義されている短い日付形式を使用します。 たとえば、短い日付形式 mm/dd/yyyy を使用するようにコンピューターが構成されている場合は、「09/01/2018」と入力して 2018 年 9 月 1 日を指定します。

Type:System.DateTime
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online, Exchange Online Protection