Get-ServicePrincipal
このコマンドレットは、クラウドベースのサービスでのみ使用できます。
Get-ServicePrincipal コマンドレットを使用して、クラウドベースの組織のサービス プリンシパルに関する情報を表示します。
以下の構文セクションのパラメーター セットの詳細については、「Exchangeのコマンドレット構文」を参照してください。
構文
Get-ServicePrincipal
[[-Identity] <ServicePrincipalIdParameter>]
[-Organization <OrganizationIdParameter>]
[<CommonParameters>]
説明
サービス プリンシパルは Azure Active Directory に存在し、アプリでできること、アプリにアクセスできるユーザー、アプリがアクセスできるリソースを定義します。 Exchange Onlineでは、サービス プリンシパルは Azure AD のサービス プリンシパルへの参照です。 ロールベースのアクセス制御 (RBAC) ロールExchange Online Azure AD のサービス プリンシパルに割り当てるには、Exchange Onlineのサービス プリンシパル参照を使用します。 Exchange Online PowerShell の *-ServicePrincipal コマンドレットを使用すると、これらのサービス プリンシパル参照を表示、作成、および削除できます。
詳細については、「 Azure Active Directory のアプリケーション およびサービス プリンシパル オブジェクト」を参照してください。
このコマンドレットを実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。 このトピックにはこのコマンドレットのすべてのパラメーターが一覧表示されていますが、自分に割り当てられているアクセス許可に含まれていない一部のパラメーターにはアクセスできません。 コマンドレットを組織内で実行するために必要になるアクセス許可とパラメーターを調べるには、「 Find the permissions required to run any Exchange cmdlet」を参照してください。
例
例 1
Get-ServicePrincipal
この例では、すべてのサービス プリンシパルの概要リストを返します。
例 2
Get-ServicePrincipal -Identity ca73fffa-cedb-4b84-860f-d7fb8aa8a6c1 | Format-List
この例では、ServiceId 値 ca73fffa-cedb-4b84-860f-d7fb8aa8a6c1 のサービス プリンシパルに関する詳細情報を返します。
パラメーター
-Identity
Identity パラメーターは、表示するサービス プリンシパルを指定します。 サービス プリンシパルを一意に識別する任意の値を使用できます。 例:
- 名前
- 識別名 (DN)
- GUID
- Appid
- ServiceId
Type: | ServicePrincipalIdParameter |
Position: | 0 |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | True |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | Exchange Online, Security & Compliance, Exchange Online Protectionn |
-Organization
このパラメーターは、Microsoft の内部使用のために予約されています。
Type: | OrganizationIdParameter |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | Exchange Online, Security & Compliance, Exchange Online Protection |