Set-UserBriefingConfig

このコマンドレットは、Exchange Online PowerShell モジュールでのみ使用できます。 詳細については、「Exchange Online PowerShell モジュールについて」を参照してください。

ユーザーのブリーフィング メールを有効または無効にするには、Set-UserBriefingConfig コマンドレットを使用します。 ブリーフィング メールの構成の詳細については、「ブリー フィング メールの構成」を参照してください。

以下の構文セクションのパラメーター セットの詳細については、「Exchangeのコマンドレット構文」を参照してください。

構文

Set-UserBriefingConfig
   -Identity <String>
   -Enabled <Boolean>
   [-ResultSize <Unlimited>]
   [<CommonParameters>]

説明

このコマンドレットには、.NET Framework 4.7.2 以降が必要です。 このコマンドレットを実行するには、移行先組織の次のいずれかのディレクトリ ロール グループのメンバーである必要があります。

  • グローバル管理者
  • Exchange 管理者
  • Insights 管理者

Azure Active Directory での管理者ロールのアクセス許可の詳細については、「 ロール テンプレート ID」を参照してください。

例 1

Set-UserBriefingConfig -Identity lila@contoso.com -Enabled $true

この例では、 のブリーフィング メールを lila@contoso.com有効にします。

パラメーター

-Enabled

Enabled パラメーターは、指定したユーザーのメールボックスのブリーフィング メールを有効または無効にするかどうかを指定します。 有効な値は次のとおりです。

  • $true: 毎日のブリーフィング メッセージが有効になっています。
  • $false: 毎日のブリーフィング メッセージが無効になっています。 これは既定の値です。
Type:Boolean
Position:Named
Default value:False
Required:True
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online

-Identity

Identity パラメーターは、変更するユーザーを指定します (例: lila@contoso.onmicrosoft.com)。

Type:String
Position:Named
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online

-ResultSize

このパラメーターは、Microsoft の内部使用のために予約されています。

Type:Unlimited
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Online