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Start-SPDiagnosticsSession

診断セッションを開始し、診断情報を利用状況データベースにレポートします。

構文

Start-SPDiagnosticsSession
     [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
     [-CorrelationId <Guid>]
     [-Dashboard]
     [-TraceLevel <String>]
     [<CommonParameters>]

説明

コマンドレットを Start-SPDiagnosticsSession 使用して、使用状況データベースに診断情報を報告します。 診断セッションが開始されると、Windows PowerShell スクリプト内の SharePoint コマンドレットのすべてのWindows PowerShellは、同じ相関関係を使用して診断情報を報告します。

Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。

-------------例-------

$correlationId = [guid]::NewGuid()
Start-SPDiagnosticsSession -CorrelationId $correlationId -Dashboard:$true -TraceLevel Verbose

この例では、トレース レベルが verbose に設定されている、指定した相互関係 ID に対して、診断セッションを開始します。

パラメーター

-AssignmentCollection

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

Type:SPAssignmentCollection
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition

-CorrelationId

診断セッションに使用する相互関係 ID を指定します。

Type:Guid
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition

-Dashboard

開発者ダッシュボードが有効になっているかのような診断動作を指定します。

Type:SwitchParameter
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition

-TraceLevel

統合ログ サービス (ULS) のトレース レベルの上書きを指定します。

--High --Medium --Monitorable --Unexpected --Verbose --VerboseEx --None

Type:String
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition