Invoke-SCPROTip
PRO ヒントで推奨されるアクションを実行します。
構文
Invoke-SCPROTip
[-PROTip] <PROTip>
[-VMMServer <ServerConnection>]
[-RunAsynchronously]
[-PROTipID <Guid>]
[-JobVariable <String>]
[<CommonParameters>]
説明
Invoke-SCPROTip コマンドレットは、パフォーマンスとリソースの最適化 (PRO) ヒントで推奨されるアクションを実行します。 このコマンドレットを使用すると、自動的に実装されるように設定されていない PRO ヒントによって推奨されるアクションを手動で呼び出すことができます。
例
例 1: 最初のアクティブな PRO ヒントを呼び出す
PS C:\> $PROTips = Get-SCPROTip
PS C:\> Invoke-SCPROTip -PROTip $PROTips[0]
最初のコマンドは、VMM データベースからすべてのアクティブな PRO ヒント オブジェクトを取得し、$PROTips オブジェクト配列にオブジェクトを格納します。
2 番目のコマンドは、$PROTipsに格納されている最初の PRO ヒントに対して推奨されるアクションを実装します ([0] で指定)。
パラメーター
-JobVariable
ジョブの進行状況を追跡し、このパラメーターによって指定された変数に格納することを指定します。
型: | String |
配置: | Named |
規定値: | None |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-PROTip
PRO ヒント オブジェクトを指定します。
型: | PROTip |
配置: | 0 |
規定値: | None |
必須: | True |
パイプライン入力を受け取る: | True |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-PROTipID
このアクションをトリガーしたパフォーマンスとリソースの最適化のヒント (PRO ヒント) の ID を指定します。 このパラメーターを使用すると、PRO のヒントを監査できます。
型: | Guid |
配置: | Named |
規定値: | None |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-RunAsynchronously
コントロールがコマンド シェルにすぐに戻るように、ジョブが非同期的に実行されることを示します。
型: | SwitchParameter |
配置: | Named |
規定値: | None |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-VMMServer
VMM サーバー オブジェクトを指定します。
型: | ServerConnection |
配置: | Named |
規定値: | None |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | True |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
出力
PROTip
このコマンドレットは、PROTip オブジェクトを返します。