Docker での PowerShell の使用

PowerShell がプレインストールされた Docker イメージを発行します。 この記事では、Docker コンテナーで PowerShell の使用を開始する方法を説明します。

使用可能なイメージの検索

リリースされたイメージには、Docker 17.05 以降が必要です。 また、sudo またはローカル管理者権限なしで Docker を実行できる必要もあります。 docker を正しくインストールするには、Docker の公式な手順に従ってください。

リリース コンテナーは、公式のディストリビューション イメージから派生し、依存関係をインストールしてから、最後に PowerShell パッケージをインストールします。

これらのコンテナーは、Microsoft アーティファクト レジストリにあります。

これらの Docker イメージの詳細については、GitHub の PowerShell-Docker リポジトリを参照してください。

コンテナーでの PowerShell の使用

次の手順では、使用可能な最新の安定バージョンの PowerShell を含むイメージをダウンロードし、対話型の PowerShell セッションを開始するために必要な Docker コマンドを示します。

docker run -it mcr.microsoft.com/powershell

次のコマンドを使用して、使用可能な最新のプレビュー バージョンの PowerShell を含むイメージをダウンロードして実行します。

docker run -it mcr.microsoft.com/powershell:preview

不要になったイメージを削除する

次のコマンドは、不要になった Docker イメージを削除するときに使用します。

docker rmi mcr.microsoft.com/powershell

PowerShell は、MIT License に基づき使用が許諾されています。

Windows Docker ファイルとイメージのライセンス

Windows コンテナー用のコンテナー OS イメージを要求して使用することで、Docker Hub で利用可能な追加ライセンス条項を確認して理解し、同意することができます。

テレメトリ

既定では、PowerShell は、個人を特定できる情報が含まれない限られたテレメトリを収集し、将来のバージョンの PowerShell 開発に利用します。 テレメトリを送信しないようにするには、インストール先から PowerShell を起動する前に、POWERSHELL_TELEMETRY_OPTOUT という環境変数を作成して値を 1 に設定します。 収集するテレメトリは、Microsoft プライバシー ステートメントに記載されています。