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シーケンス フェーズについて

  • [アーティクル]

シーケンス処理とは、Microsoft Application Virtualization (App-V) Sequencer を使用してシーケンスされたアプリケーション パッケージを作成するプロセスです。Sequencer は、シーケンス処理時にアプリケーションのすべてのインストールおよびセットアップのプロセスを監視して記録し、ICO、OSD、SFT、および SPRJ ファイルを作成します。これらのファイルには、アプリケーションについて必要な情報がすべて含まれており、それらにより仮想環境でアプリケーションを実行できるようになります。

アプリケーションをシーケンス処理して仮想アプリケーション パッケージを作成する 4 つのフェーズは、インスト－ル、起動、カスタマイズ、保存です。以下のリストは、それぞれのフェーズの情報を提供します。

  1. インストール フェーズ - インストール フェーズでは、パッケージに関連付けられるパッケージ名とオプションの関連コメントを指定します。また、詳細監視オプションもこのフェーズで構成できます。詳細監視オプションには、ブロック サイズの指定、監視中に自動更新をインストールするかどうかなどがあります。Sequencer は、仮想アプリケーション パッケージの作成に必要なすべての情報と構成、および関連するファイルとレジストリ設定を記録します。

    重要

    詳細オプションを表示するには、[パッケージ情報] ページで [詳細監視オプションを表示する] を選択してください。

  2. 起動フェーズ - 起動フェーズでは、パッケージに構成する必要のあるファイルの関連付けとセキュリティ記述子を指定できます。アプリケーションの機能と安定性を確認できるまで、何度でもアプリケーションを開きます。

  3. カスタマイズ フェーズ - カスタマイズ フェーズでは、関連付けられた .osd ファイルを使用してパッケージを構成できます。関連スクリプトを仮想環境内部または外部で実行するかどうか、実行するその他のアクション、関連スクリプトの実行方法 (同期的あるいは非同期的)、ユーザーのコンテキスト下で実行するその他のスクリプトを指定することができます。

  4. 保存フェーズ - 保存フェーズでは、仮想アプリケーション パッケージに必要なすべてのファイルが作成されます。作成されるファイルは、.sprj、.sft、.osd、.ico、.xml マニフェスト、および Windows インストーラ (.msi) ファイルです。

参照:

その他のリソース

Application Virtualization Sequencer

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