CWnd::SubclassDlgItem
ダイアログ テンプレートから作成されるコントロールを "動的サブクラス化" し、CWnd オブジェクトに結び付けます。
BOOL SubclassDlgItem(
UINT nID,
CWnd* pParent
);
パラメーター
nID
コントロールの ID。pParent
コントロールの親 (通常はダイアログ ボックス) を指定します。
戻り値
正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
解説
コントロールが動的サブクラス化されたとき、ウィンドウ メッセージは CWnd のメッセージ マップを使って送られ、CWnd クラスの最初のメッセージ ハンドラーを呼び出します。 基本クラスに渡されたメッセージは、コントロールの既定のメッセージ ハンドラーに渡されます。
このメンバー関数は、Windows のコントロールを CWnd オブジェクトに結び付け、ウィンドウの WndProc 関数と AfxWndProc 関数を置き換えます。 古い WndProc は、GetSuperWndProcAddr メンバー関数で返される位置に格納されます。
使用例
// The following code fragment is from CMyDlg::OnInitDialog
// CMyDlg is derived from CDialog.
// IDC_BUTTON1 is the ID for a button on the
// dialog template used for CMyDlg.
m_MyButton.SubclassDlgItem(IDC_BUTTON1, this);
必要条件
ヘッダー: afxwin.h