DAO と ODBC を使ってアクセスできるデータ ソース
どちらの MFC クラスを使用しても、広範な種類のデータ ソースにアクセスできるだけでなく、データ ソースに依存しないアプリケーションを作成できます。
DAO を使ってアクセスできるデータベース
DAO と MFC DAO クラスを使ってアクセスできるデータ ソースは次のとおりです。
Microsoft Access または Microsoft Visual Basic で作成した Microsoft Jet データベース エンジンの Version 1.x、2.x、および 3.0 を使用するデータベース。
次を含むインストール可能な ISAM データベース。
dBASE III、dBASE IV、dBASE 5.0。
Paradox Version 3.x、4.x、5.x。
Microsoft SQL Server、SYBASE SQL Server、ORACLE Server などを含む ODBC (Open Database Connectivity) データベース。 ODBC データベースにアクセスするには、アクセス先のデータベースに対応する ODBC ドライバーが必要です。 Visual C++ のこのバージョンに含まれている ODBC ドライバー一覧、および他のドライバーを取得する方法については、「ODBC ドライバーの一覧」を参照してください。
Microsoft Excel Version 3.0、4.0、5.0、および 7.0 のワークシート。
Lotus WKS、WK1、WK3、および WK4 のスプレッドシート。
テキスト ファイル。
DAO は、Microsoft Jet データベース エンジンで読み取ることができるデータベースで適切に使用できます。これには、ODBC データ ソースを除く上記のすべてのものが含まれます。 Microsoft Jet (.MDB) データベースに使うと、最高のパフォーマンスを得られます。 外部テーブル (特に ODBC データ ソースのテーブル) は、MFC DAO クラスを通じて直接外部データベースを開くよりも、.mdb データベースにアタッチする方が効率的です。
ODBC を使ってアクセスできるデータベース
ODBC と MFC ODBC クラスでは、ユーザーのアプリケーションの ODBC ドライバーに対応したローカルまたはリモートのデータ ソースにアクセスできます。広範囲なデータ ソースに対して 16 ビット、32 ビット、および 64 ビットの ODBC ドライバーを使用できます。 Microsoft Jet (.MDB) データベースを使う場合は、Microsoft Access の ODBC ドライバーを使うよりも DAO クラスを使う方が効率的です。