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[エラー一覧] ウィンドウ

注意

このトピックでは、[エラー一覧] ウィンドウ自体について説明します。特定のエラー メッセージに関する情報を検索する場合は、エラー番号またはエラー文字列のテキストをコピーし、検索エンジンでそれを検索してヘルプを見つけることができます。[出力] ウィンドウから、エラー番号またはエラー文字列のテキストをコピーできます。[出力] ウィンドウを表示するには、Ctrl + Alt + O キーを選択します。「[出力] ウィンドウ」を参照してください。

[エラー一覧] ウィンドウを使用すると、アプリケーションをより迅速に開発できます。 たとえば、次のタスクを実行できます。

  • コードを編集およびコンパイルしたときに出力されたエラー、警告、およびメッセージの表示。

  • IntelliSense によって示された構文エラーの検索。

  • 配置エラー、特定の静的な分析に関するエラー、およびエンタープライズ テンプレート ポリシー適用中に検出されたエラーの検索。

  • 任意のエラー メッセージ エントリをダブルクリックして、問題が発生したファイルを開き、エラーの場所に移動。

  • どのエントリを表示するか、および各エントリにどの情報列を表示するかのフィルター処理。

  • 特定の用語の検索、および現在のプロジェクトまたはドキュメントだけへの検索範囲の設定。

[エラー一覧] を表示するには、[表示] メニューの [エラー一覧] をクリックします。

[エラー][警告]、および [メッセージ] ボタンをクリックして、一覧に表示される情報の種類をフィルター処理できますが、各エントリを一覧から完全に削除するにはその原因に対処する必要があります。

一覧を並べ替えるには、任意の列ヘッダーをクリックします。 並べ替えに使用する列を追加するには、Shift キーを押しながら、他の列ヘッダーをクリックします。 どの列を表示し、どの列を表示しないのかを指定するには、ショートカット メニューの [列の表示] を選択します。 列の表示順序を変更するには、任意の列を左右にドラッグします。

注意

実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio での開発設定のカスタマイズ」を参照してください。

エラー一覧のフィルター

  • エラー
    選択されると、一覧にエラーを表示します。

  • 警告
    選択されると、一覧に警告を表示します。

  • メッセージ
    選択されると、一覧にメッセージを表示します。

検索

[エラー一覧を検索] ボックスを使用して、エラー一覧に表示されるエラーのテキスト ベースの検索を実行します。 たとえば、特定のエラーの用語を検索して、コード全体のすべてのインスタンスを見つけることができます。 検索ボックスは、[エラー一覧] ツール バーの右側にあります。 エラー一覧に表示された列を検索できます。検索結果は常に、適用されるクエリまたはフィルターではなく、並べ替えの優先順位を持つ列に基づいて並べ替えられます。 [エラー一覧] にフォーカスがあるときに Esc キーを押すと、検索用語とフィルター処理された検索結果がクリアされます。

解析する検索の範囲をエラーのグループに制限できます。 たとえば、プロジェクトのコンパイルを妨げている重大なエラーに焦点を絞ることができます。 次の範囲設定オプションがあります。

  1. [開かれているドキュメント]: 開かれているドキュメントのエラー、警告、およびメッセージを表示します。

  2. [現在のプロジェクト]: エディターまたはソリューション エクスプローラーで現在選択されているドキュメントのプロジェクトで発生したエラー、警告、およびメッセージを表示します。

    注意

    現在選択されているドキュメントのプロジェクトが、ソリューション エクスプローラーで選択されているプロジェクトと異なる場合は、エラー、警告、およびメッセージのフィルター処理された一覧が変更されます。

  3. [現在のドキュメント]: エディターまたはソリューション エクスプローラーで現在選択されているドキュメントのエラー、警告、およびメッセージを表示します。

フィルターを適用するには、フィルターの横にあるチェック ボックスをオンにします。ただし、一度に適用できるのは 1 つのフィルターだけです。 現在、検索結果にフィルターが適用されている場合、[エラー一覧] タイトル バーにそのフィルターの名前が表示されます。 [エラー][警告]、および [メッセージ] ボタンに、項目の合計数と共に表示されているフィルター処理項目の数が表示されます。たとえば、ボタンに "x of y Errors (x / y エラー)" と表示されます。 フィルターが適用されていない場合、タイトル バーには "エラー一覧" だけが表示されます。

保存

エラー一覧をコピーし、ファイルに保存できます。 コピーするエラーを選択し、選択範囲を右クリックして、コンテキスト メニューの [コピー] をクリックします。 その後、エラーをファイルに貼り付けることができます。 エラーを Excel シートに貼り付けると、フィールドは別の列として表示されます。

UI 要素の一覧

  • 分類
    [エラー一覧] のエントリの種類を示すアイコンが表示されます。

  • [既定の順序]
    エントリの作成順を示す整数が表示されます。

  • 説明
    エラー エントリ、警告エントリ、またはメッセージ エントリのテキストが表示されます。 説明文が長い場合には、追加の行に折り返されます。

  • ファイル
    ファイル名のみ、またはファイルの完全パス名を表示します。

    どちらを表示するのかを指定するには、[タスク一覧] ([オプション] ダイアログ ボックス - [環境])[ファイル名のみ表示] チェック ボックスをオンまたはオフにします。

  • [行]
    問題が発生したコード行が表示されます。


  • 指定された行で、問題の場所の最初の桁を示します。

  • プロジェクト
    該当のファイルが含まれているプロジェクトの名前が表示されます。