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setlocale

ワイド文字定数、リテラル文字列を変換するときに使用するロケール (国/地域および言語) を定義します。

#pragma setlocale( "[locale-string]" )

解説

マルチバイト文字をワイド文字に変換するアルゴリズムはロケールやコンパイルによって異なる場合や、実行可能ファイルを実行するロケールとは別のロケールでコンパイルされる場合があるため、このプラグマはコンパイル時にターゲットのロケールを指定する方法を提供します。 これによって、ワイド文字列が必ず正しい形式で保存されるようになります。

既定の locale-string は "" です。

"C" ロケールは、文字列の各文字を wchar_t (unsigned short) として値にマップします。 setlocale に有効なその他の値は、言語文字列リスト内にあるエントリです。 たとえば、次のように発行します。

#pragma setlocale("dutch")

言語文字列を発行する機能は、コンピューター上でのコード ページおよび言語 ID のサポートによって異なります。

参照

関連項目

プラグマ ディレクティブと __Pragma キーワード