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TextDocument.MarkText メソッド

指定されたテキストがテキスト ドキュメント内で見つかったかどうかを示し、一致するテキストが見つかった位置に名前のないブックマークを作成します。

名前空間:  EnvDTE
アセンブリ:  EnvDTE (EnvDTE.dll 内)

構文

'宣言
Function MarkText ( _
    Pattern As String, _
    vsFindOptionsValue As Integer _
) As Boolean
bool MarkText(
    string Pattern,
    int vsFindOptionsValue
)
bool MarkText(
    [InAttribute] String^ Pattern, 
    [InAttribute] int vsFindOptionsValue
)
abstract MarkText : 
        Pattern:string * 
        vsFindOptionsValue:int -> bool
function MarkText(
    Pattern : String, 
    vsFindOptionsValue : int
) : boolean

パラメーター

  • Pattern
    型 : String

    必須。 検索対象のテキスト パターン。

  • vsFindOptionsValue
    型 : Int32

    省略可能。 検索文字列オプションを指定する vsFindOptions 定数。

戻り値

型 : Boolean
マークされたテキストがテキスト ドキュメントで見つかった場合は true を示すブール値。それ以外の場合は false を返します。

解説

MarkText は、テキスト ドキュメント全体で Pattern を検索し、Pattern の各出現箇所に名前のないブックマークを自動的に作成します。

テキスト ファイルのようなドキュメントで、"int" という単語を検索する例を次に示します。 この単語が見つかると、その行にブックマークが付けられます。 次に、ClearBookmarks メソッドを使用して、このブックマークを削除する例を示します。

この例を実行するには、まず、"int" という単語を含むドキュメントを作成するか開いてください。

Sub MarkTextExample(ByVal dte As EnvDTE.DTE)
    Dim objTD As TextDocument

    objTD = dte.ActiveDocument.Object
    MsgBox("Selection: " & objTD.Selection.Mode.ToString)
    If Not objTD.MarkText("int") Then
        MsgBox("""int"" not found.")
    Else
        MsgBox("Note that unnamed bookmarks have been placed on lines _
        containing ""int"".")
        objTD.ClearBookmarks()
    End If
End Sub
public void MarkTextExample(_DTE dte)
{
    TextDocument td;

    td = (TextDocument)dte.ActiveDocument.Object("");
    MessageBox.Show ("Selection: " + td.Selection.Mode.ToString ());
    if (td.MarkText ("int", (int)vsFindOptions.vsFindOptionsNone) == 
    false)
        MessageBox.Show ("\"int\" not found.");
    else
    {
        MessageBox.Show ("Note that unnamed bookmarks have been placed 
        on lines containing \"int\".");
        td.ClearBookmarks ();
    }
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

TextDocument インターフェイス

EnvDTE 名前空間