次の方法で共有


CSimpleArray クラス

このクラスには、単純な配列を管理するためのメソッドが用意されています。

template < 
   class T, 
   class TEqual = CSimpleArrayEqualHelper< T > 
>  
class CSimpleArray

パラメーター

  • T
    配列に格納されるデータの型。

  • TEqual
    型 Tの要素の等価テストを定義する特性でオブジェクト。

メンバー

パブリック コンストラクター

名前

説明

CSimpleArray::CSimpleArray

単純な配列のコンストラクター。

CSimpleArray::~CSimpleArray

単純な配列のデストラクター。

パブリック メソッド

名前

説明

CSimpleArray::Add

配列に新しい要素を追加します。

CSimpleArray::Find

配列の要素を検索します。

CSimpleArray::GetData

配列に格納されたデータへのポインターを返します。

CSimpleArray::GetSize

配列に格納されている要素数を返します。

CSimpleArray::Remove

配列の特定の要素を削除します。

CSimpleArray::RemoveAll

配列のすべての要素を削除します。

CSimpleArray::RemoveAt

指定された配列から要素を削除します。

CSimpleArray::SetAtIndex

配列の指定要素を設定します。

パブリック演算子

名前

説明

CSimpleArray::operator []

配列から要素を取得します。

CSimpleArray::operator =

代入演算子。

解説

CSimpleArray は、特定の型 Tの単純な配列を作成および管理するためのメソッドを提供します。

パラメーター TEqual は、型の 2 T等値の二つの要素に関数を定義する手段を提供します。 CSimpleArrayEqualHelperに似たクラスを作成して指定された配列の等価テストの動作を変更することができます。 たとえば、ポインターの配列を扱う場合、値を通じて、等値を定義すると便利なポインターが参照します。 既定の実装では **operator=()**を使用します。

CSimpleArrayCSimpleMap は、一部の要素用に設計されています。 配列に複数の要素を含む場合CAtlArrayCAtlMap を使用する必要があります。

必要条件

ヘッダー: atlsimpcoll.h

使用例

// Create an array of integers
CSimpleArray<int> iArray;

// Create an array of char pointers 
// and use a new equality function
CSimpleArray<char *, MyEqualityEqualHelper<char *> > cMyArray;   

参照

その他の技術情報

ATL クラスの概要