int (C# リファレンス)
int キーワードは、次の表に示されたサイズと範囲に従って値を格納する整数型を示します。
型 |
範囲 |
サイズ |
.NET Framework 型 |
既定値 |
|---|---|---|---|---|
int |
-2,147,483,648 ～ 2,147,483,647。 |
符号付き 32 ビット整数 |
0 |
リテラル
int 型の変数の宣言と初期化の例を次に示します。
int i = 123;
サフィックスがない整数リテラルの型は、int、uint、long、ulong のうち、その整数の値を表すことができる最も範囲の狭い型になります。 この例では、int 型です。
変換
int から long、float、double、decimal への暗黙の型変換が組み込まれています。 次に例を示します。
// '123' is an int, so an implicit conversion takes place here:
float f = 123;
sbyte、byte、short、ushort、または char から int への暗黙の型変換が組み込まれています。 たとえば、次の代入ステートメントは、キャストを使用しない場合、コンパイル エラーになります。
long aLong = 22;
int i1 = aLong; // Error: no implicit conversion from long.
int i2 = (int)aLong; // OK: explicit conversion.
また、浮動小数点型から int への暗黙の型変換が行われないことに注意してください。 たとえば、次のステートメントは、明示的なキャストを使用しない場合、コンパイラ エラーになります。
int x = 3.0; // Error: no implicit conversion from double.
int y = (int)3.0; // OK: explicit conversion.
浮動小数点型と整数型の混在する算術式の詳細については、「float (C# リファレンス)」と「double (C# リファレンス)」を参照してください。
C# 言語仕様
詳細については、「C# 言語仕様」を参照してください。言語仕様は、C# の構文と使用法に関する信頼性のある情報源です。