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_strnextc、_wcsnextc、_mbsnextc、_mbsnextc_l

文字列の次の文字を検索します。

重要

_mbsnextc および _mbsnextc_l は、Windows ランタイムで実行するアプリケーションでは使用できません。詳細については、「/ZW でサポートされない CRT 関数」を参照してください。

unsigned int _strnextc(
   const char *str
);
unsigned int _wscnextc(
   const wchar_t *str
); 
unsigned int _mbsnextc(
   const unsigned char *str 
);
unsigned int _mbsnextc_l(
   const unsigned char *str,
   _locale_t locale
);

パラメーター

  • str
    ソース文字列。

  • locale
    使用するロケール。

戻り値

これらの関数は str の次の文字の整数値を返します。

解説

_mbsnextc 関数は、文字列のポインターを進めずに str の次のマルチバイト文字の整数値を返します。 _mbsnextc 関数は、現在使用中のマルチバイト コード ページに基づいて、マルチバイト文字列を認識します。

str が NULL の場合は、「パラメーターの検証」に説明されているように、無効なパラメーター ハンドラーが呼び出されます。 実行の継続が許可された場合、errno が EINVAL に設定され、関数は 0 を返します。

セキュリティに関するメモ   この API は、バッファー オーバーランが原因で発生する可能性のある問題の影響を受けます。 バッファー オーバーランは、システムを攻撃するときによく使用される方法であり、その結果、認められていない権限が昇格されます。 詳細については、「Avoiding Buffer Overruns」を参照してください。

汎用テキスト ルーチンのマップ

Tchar.h のルーチン

_UNICODE および _MBCS が未定義の場合

_MBCS が定義されている場合

_UNICODE が定義されている場合

_tcsnextc

_strnextc

_mbsnextc

_wcsnextc

_strnextc と _wcsnextc はそれぞれ、_mbsnextc の 1 バイト文字列バージョンとワイド文字列バージョンです。 _wcsnextc は string の次のワイド文字単位の整数値を返します。_strnextc は string の次の 1 バイト文字の整数値を返します。 _strnextc と _wcsnextc はこの割り当てにのみ使用し、それ以外には使用しないでください。 詳細については、「汎用テキスト マップの使用」および「汎用テキスト マップ」を参照してください。

_mbsnextc_lは同じですが、代わりに渡されたロケール パラメーターを使用します。 詳細については、「ロケール」を参照してください。

必要条件

ルーチン

必須ヘッダー

_mbsnextc

<mbstring.h>

_mbsnextc_l

<mbstring.h>

_strnextc

<tchar.h>

_wcsnextc

<tchar.h>

互換性の詳細については、「互換性」を参照してください。

同等の .NET Framework 関数

使用できません。標準 C 関数を呼び出すには、PInvoke を使用します。詳細については、「プラットフォーム呼び出しの例」を参照してください。

参照

関連項目

文字列操作 (CRT)

ロケール

マルチバイト文字のシーケンスの解釈

_strdec、_wcsdec、_mbsdec、_mbsdec_l

_strinc、_wcsinc、_mbsinc、_mbsinc_l

_strninc、_wcsninc、_mbsninc、_mbsninc_l