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初期化変数によるプロジェクトのカスタマイズ

プロジェクトごとに Visual SourceSafe 初期化変数を指定すると、チームに合わせてデータベースをカスタマイズできます。すべての初期化変数を、該当する初期化ファイルのプロジェクト ヘッダーの下に配置することによって、Visual SourceSafe で、プロジェクトごとに異なる動作を実行できます。

すべてのプロジェクトに適用される変数の設定

初期化ファイルでグローバル変数を設定して、すべてのプロジェクトに適用できます。グローバル変数は、すべてのヘッダーの前に配置します。次に、すべてのプロジェクトに対して既定値を設定するグローバル変数の設定例を示します。

;the following variable applies to all projects
Diff_Format = Visual

プロジェクト固有の変数の設定

初期化ファイルのプロジェクト ヘッダーを使用して、指定した変数を、特定のプロジェクトとそのすべてのサブプロジェクトのみに適用するように指定できます。プロジェクト ヘッダーの下で設定を行うと、同じ変数のグローバル設定がオーバーライドされます。次の例では、プロジェクト ヘッダーを使用して、プロジェクト $/Reports とそのすべてのサブプロジェクトに対し、Diff_Format および Dir 初期化変数を指定します。

;the following variables apply under $/Reports
[$/Reports]
Diff_Format = SS
Dir = C:\DEV

サブプロジェクト固有の変数の設定

また、初期化ファイルのプロジェクト ヘッダーを使用して、指定した変数を特定のサブプロジェクトのみに適用することもできます。この場合、ヘッダーの下で行った設定により、親プロジェクトの同じ変数の設定がオーバーライドされます。次の例では、プロジェクト ヘッダーを使用して、Diff_Format 初期化変数をサブプロジェクト $/Reports/JournalLogs だけに指定します。

;the following variable applies under $/Reports/JournalLogs
[$/Reports/JournalLogs]
Diff_Format = UNIX

参照

関連項目

Diff_Format 初期化変数
Dir 初期化変数

その他の技術情報

初期化変数