Erase ステートメント (Visual Basic)
配列変数と、その配列変数の要素で使用されていたメモリを解放します。
Erase arraylist
指定項目
- arraylist
必ず指定します。 消去する配列変数のリストを指定します。 複数の変数を指定するときは、コンマ (,) で区切ります。
解説
Erase ステートメントを使用できるのは、プロシージャ レベルだけです。 つまり、プロシージャの中では配列を解放できますが、クラス レベルやモジュール レベルでは解放できません。
Erase ステートメントは、各配列変数に Nothing 値を割り当てるのと同じ結果になります。
使用例
次に示す例では、Erase ステートメントを使って 2 つの配列を消去し、使用していたメモリを解放しています (それぞれ、記憶要素が 1,000 と 100)。 その後、ReDim ステートメントで 3 次元配列に新しい配列インスタンスを割り当てています。
Dim threeDimArray(9, 9, 9), twoDimArray(9, 9) As Integer
Erase threeDimArray, twoDimArray
ReDim threeDimArray(4, 4, 9)