方法 : サーバー エクスプローラーから項目を追加する
サーバー エクスプローラーから Visual Studio のデザイナーに特定のリソースをドラッグすると、選択したリソースを参照する新しいコンポーネントが、統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) によって自動的に作成されます。 たとえば、サーバー エクスプローラー から Windows プロジェクトにメッセージ キューをドラッグすると、そのキューを参照するように設定された MessageQueue コンポーネントが自動的に作成されます。 この新しいコンポーネントを使用すると、キューのデータにアクセスしてそのデータを操作するコードを記述できます。
新しいコンポーネントの作成
サーバー エクスプローラーを使って新しいコンポーネントを作成するには
デザイナーで、コンポーネントを追加するプロジェクト、フォーム、またはクラスを開きます。
サーバー エクスプローラー で、使用する項目を選択します。
サーバー エクスプローラー からデザイナー画面に項目をドラッグするか、項目を右クリックして [デザイナーに追加] をクリックします。
サーバー エクスプローラーからドラッグできる項目とドラッグできない項目
次の表は、サーバー エクスプローラーからドラッグできる項目の一覧です。この表には、各項目を Visual Studio のプロジェクト、フォーム、またはクラス デザイナーに配置した場合に作成されるコンポーネントも記されています。
ノードの種類 |
ドラッグできる項目 |
結果 |
---|---|---|
[サーバー] |
イベント ログのカテゴリ、メッセージ キュー、パフォーマンス カウンター、およびサービス |
詳細については、「方法 : サーバー エクスプローラーで新しいサーバーを追加する」を参照してください。 |
[イベント ログ] |
イベント ログのカテゴリ |
選択したカテゴリを指す EventLog コンポーネントが表示されます。 |
[メッセージ キュー] |
各メッセージ キュー |
選択したキューを指す MessageQueue コンポーネントが表示されます。 |
パフォーマンス カウンター |
各カウンターおよびインスタンス |
選択したカウンター (およびインスタンス) を指す PerformanceCounter コンポーネントが表示されます。 |
サービス |
各サービス |
選択したサービスとやり取りするように設定された ServiceController コンポーネントが表示されます。 |
サーバー エクスプローラー からデータ項目をドラッグすることはできません。 データ コンポーネントの作成については、「Windows フォーム アプリケーションでのデータへの接続」、「データ ソース構成ウィザード」、または「[データ ソース] ウィンドウ」を参照してください。
この他に、ツールボックス の項目をドラッグして空のコンポーネントを作成することもできます。
ツールボックスを使って新しいデータ コンポーネントを作成するには
ツールボックス で目的のコンポーネントを選択します。
選択したコンポーネントをプロジェクト、フォーム、またはクラスにドラッグします。
コンポーネントの空のインスタンスが新しく作成されます。
[プロパティ] ウィンドウまたはプログラミング コードで、作成された新しいコンポーネントのプロパティを設定します。