ワークフローの概要

ワークフローは "アクティビティ" と呼ばれる要素の集まりであり、これらは実際の業務手順を聞モデルとして保存されます。ワークフローでは、短期間だけ行われる業務や長期間にわたって行われる業務の各部分の実行順序と、それらの間の依存関係を表すことができます。このような業務はモデルの最初から最後まで通して行われます。アクティビティには、人間によって実行されるものと、システム機能によって実行されるものがあります。

ワークフロー ランタイム エンジン

実行されるそれぞれのワークフロー インスタンスは、"ワークフロー ランタイム エンジン" というプロセス内ランタイム エンジンによって作成および保持されます。****1 つのアプリケーション ドメイン内に複数のワークフロー ランタイム エンジンが存在する場合があり、ランタイム エンジンの各インスタンスは同時実行される複数のワークフロー インスタンスをサポートすることができます。

コンパイルされたワークフロー モデルは、コンソール アプリケーション、フォームに基づくアプリケーション、Windows サービス、ASP.NET Web サイト、Web サービスなどの任意の Windows プロセス内で実行可能です。ワークフローはプロセス内でホストされるため、ホスト アプリケーションと簡単に通信することができます。

次の図は、ワークフロー、アクティビティ、およびワークフロー ランタイム エンジンがプロセス内でホスト アプリケーションを使ってホストされるようすを示しています。

ワークフローの詳細については、「ワークフローの開発」および「ワークフロー対応アプリケーションの開発」を参照してください。

関連項目

その他の技術情報

Windows Workflow Foundation チュートリアル
Windows Workflow Foundation Samples
ワークフローの開発
Windows Workflow Foundation

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