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CComVariant クラス

このクラスは VARIANT 型をラップし、格納されたデータの型を示すメンバーを提供します。

class CComVariant : public tagVARIANT

メンバー

パブリック コンストラクター

名前

説明

CComVariant::CComVariant

コンストラクターです。

CComVariant::~CComVariant

デストラクターです。

パブリック メソッド

名前

説明

CComVariant::Attach

CComVariant のオブジェクトに VARIANT をアタッチします。

CComVariant::ChangeType

CComVariant オブジェクトを新しい型に変換します。

CComVariant::Clear

CComVariant のオブジェクトをクリアします。

CComVariant::Copy

CComVariant のオブジェクトに VARIANT をコピーします。

CComVariant::CopyTo

CComVariant のオブジェクトの内容をコピーします。

CComVariant::Detach

CComVariant のオブジェクトの基になる VARIANT をデタッチします。

CComVariant::GetSize

CComVariant のオブジェクトの内容のサイズのバイト数を返します。

CComVariant::ReadFromStream

ストリームからの VARIANT を読み込みます。

CComVariant::SetByRef

CComVariant のオブジェクトを初期化し、VT_BYREFvt のメンバーを設定します。

CComVariant::WriteToStream

基になるストリームに VARIANT を保存します。

パブリック演算子

CComVariant::operator <

CComVariant のオブジェクトが、指定 VARIANTより小さいかどうかを示します。

CComVariant::operator >

CComVariant のオブジェクトが、指定 VARIANTより大きいかどうかを示します。

operator !=

CComVariant のオブジェクトが、指定しない VARIANTに等しいかどうかを示します。

operator =

CComVariant オブジェクトに値を割り当てます。

operator ==

CComVariant オブジェクトが、指定された VARIANT と等しいかどうかを示します。

解説

CComVariant は、VARIANT and VARIANTARG 型をラップします。この型は、共用体とその共用体に格納されたデータの型を示すメンバーで構成されます。 VARIANT 型は、通常、オートメーションで使われます。

CComVariantVARIANT 型から派生しているため、VARIANT を使用できる箇所では常に使用できます。 たとえば、V_VT マクロを使用して CComVariant の型を抽出できます。また、VARIANT の場合と同様に vt メンバーに直接アクセスできます。

継承階層

tagVARIANT

CComVariant

必要条件

ヘッダー : atlcomcli.h

参照

その他の技術情報

ATL クラスの概要