[プロパティ オーバーライド] ダイアログ ボックス
既存のプロパティの値を特定のターゲット デバイス用にオーバーライドするには、[プロパティ オーバーライド] ダイアログ ボックスを使用します。
メモ : |
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指定したデバイスのプロパティをオーバーライドするには、[適用するデバイス フィルタ] ダイアログ ボックスを使用してコントロールにデバイス フィルタを適用する必要があります。デザイン ビューでは、オーバーライドされたプロパティの値は表示されません。適切なエミュレータ、またはターゲット デバイス上で表示する必要があります。 |
このダイアログ ボックスを表示するには
Visual Studio で、モバイル Web ページを開くか、作成します。
デザイン ビューに切り替えます。
ツールボックスの [モバイル Web フォーム] タブから、List コントロール、ObjectList コントロールなどの非コンテナ コントロールをページのフォームにドラッグします。
[プロパティ] ウィンドウの [(PropertyOverrides)] ボックスで、省略記号ボタン () をクリックします。
処理手順
UI 要素
[適用したデバイス フィルタ]
プロパティのオーバーライドを定義するデバイス フィルタを設定できるようにします。一覧にデバイス フィルタを追加する場合は、[編集] をクリックします。[編集] ([適用したデバイス フィルタ])
コントロールに適用されているデバイス フィルタの一覧を変更するには、[適用するデバイス フィルタ] ダイアログ ボックスを開きます。[デバイス固有のプロパティ]
オーバーライドできるプロパティをすべて表示します。[プロパティ] ウィンドウで構成する場合と同じ方法でプロパティを構成します。明示的に設定したプロパティは、選択したデバイス フィルタ用 (また、StyleSheet コントロールの場合は選択したスタイル用) のオーバーライドされたプロパティになります。
解説
オーバーライドされたプロパティの値を削除した後に別の値を指定しない場合、そのプロパティには空の文字列が格納されます。オーバーライドされた値を削除してプロパティのオーバーライドを解除するには、そのプロパティの正確な値を入力する必要があります。
たとえば、Label コントロールの Text プロパティの既定のテキストが "テキスト文字列を入力してください" という文字列であり、特定のデバイス フィルタ用にオーバーライドされた値が "文字列を入力してください" であるとします。オーバーライドされた値を削除するには、このデバイス フィルタ用の [プロパティ オーバーライド] ダイアログ ボックスを開き、Text() プロパティに "テキスト文字列を入力してください" という文字列を設定する必要があります。
オーバーライドされたプロパティの値を削除するもう 1 つの方法として、ソース ビューでプロパティのオーバーライドを直接削除することもできます。