ceil、ceilf、ceill
値の切り上げを計算します。
double ceil(
double x
);
float ceil(
float x
); // C++ only
long double ceil(
long double x
); // C++ only
float ceilf(
float x
);
long double ceill(
long double x
);
パラメーター
- x
浮動小数点値。
戻り値
ceil 関数は x 以上の最も小さい整数を表す浮動小数点値を返します。 エラーの戻り値はありません。
入力 |
SEH 例外 |
Matherr 例外 |
---|---|---|
± QNAN,IND |
なし |
_DOMAIN |
ceil には、ストリーミング SIMD 拡張機能 (SSE2) を使用して実装されています。 SSE2 実装の使い方の詳細および制約については、「_set_SSE2_enable」を参照してください。
解説
C++ ではオーバーロードが可能であるため、ceil のオーバーロードを呼び出すことができます。 C プログラムでは、ceil は常に double を受け取って返します。
必要条件
ルーチン |
必須ヘッダー |
---|---|
ceil, ceilf, ceill |
<math.h> |
互換性の詳細については、「互換性」を参照してください。
使用例
「floor」の例を参照してください。