デリバリー計画を使用して依存関係を追跡する

[アーティクル]
06/27/2023

Azure DevOps Services | Azure DevOps Server 2022

デリバリー計画を使用すると、作業項目に追加された依存関係を追跡できます。依存関係の追跡では、作業項目間の先行処理/後続処理のリンクの種類がサポートされています。次の図は、依存関係を持ついくつかの作業項目を示しています。緑色のアイコンが付いたカードは、依存関係の問題がないことを示します。赤いアイコンが付いたカードは、1 つ以上の依存関係に問題があることを示します。依存関係の問題は、先行処理の作業項目が後続処理の作業項目の後に完了するようにスケジュールされている場合に発生します。

依存関係を持つ作業項目と問題のある依存関係を示すデリバリー計画のスクリーンショット。

依存関係を表示するには、最初にデリバリー計画と、作業項目間の依存関係を定義する必要があります。方法については、「デリバリー計画の追加または編集」およびユーザーストーリー、問題、バグ、およびその他の作業項目のリンクに関するページを参照してください。

ヒント

異なるプロジェクトの作業項目間、および同じ組織内の異なるチーム間に依存関係を作成できますが、異なる組織のプロジェクト間には作成できません。作業項目を開き、リンクタブを使用して依存関係を追加できます。

前提条件

デリバリー計画を表示するには、プロジェクトコレクションの有効なユーザーグループのメンバーである必要があります。プライベートプロジェクトの "利害関係者" アクセスを許可されたユーザーは、計画を表示できます。パブリックプロジェクトの "利害関係者" アクセスを許可されたユーザーは、計画を追加して表示できます。
作業項目を開いたり変更したり、作業項目を追加したりするには、作業項目に割り当てられた区分パスで [このノードの作業項目を編集します] が [許可] に設定されている必要があります。

作業項目と依存関係線を計画に表示する場合

チーム製品またはポートフォリオのバックログを有効にして、プランに対して選択する必要があります。
作業項目は、チームのプロダクトバックログまたはポートフォリオバックログに属している必要があります。チームのバックログで表示するために選択されたカテゴリに属し、計画に対して定義されているフィールド条件を満たす作業項目のみが計画に表示されます。
計画で定義されているチームごとにスプリントを選択する必要があります。
開始日と終了日は、プロジェクトのイテレーションごとに定義する必要があります。
[イテレーションパス] または [開始日]/[目標期日] を各作業項目に割り当てる必要があります。定義されている場合、[開始日]/[目標期日] は、作業項目に割り当てられているスプリントをオーバーライドします。
依存関係のアイコンと線を表示するには、先行処理-後続処理のリンクの種類を使用して作業項目をリンクする必要があります。
依存関係アイコンと依存関係線を表示するには、1 つまたは複数のチームを展開する必要があります。

ヒント

計画を編集しても、加えた変更が計画に表示されない場合は、ブラウザーを更新します。更新をトリガーするには、ブラウザーの更新が必要な場合があります。

作業項目の依存関係線を表示する

[Boards] > [デリバリー計画] からデリバリー計画を開きます。
作業項目の依存関係線を表示するには、そのカードの上部または下部を選択します。線を消すには、カードの上部または下部をもう一度選択するか、計画内の他の場所を選択します。

問題のない依存関係線は黒い線として表示されます。

ヒント

チームバックログ間の依存関係線を表示するには、必ず両方のチームを展開してください。

問題がある依存関係線は、赤い線で表示されます。問題は、先行作業項目が完了する前に後続作業項目が終了するようにスケジュールされていることを示します。
問題を表示するには、アイコンを選択します。