ユーザー ガイド: Azure Information Protection でラベルが適用されたファイル、または Rights Management で保護されているファイルから、ラベルと保護を削除する

  • [アーティクル]

コンピューターに Azure Information Protection クライアントをインストールすると、ファイルと電子メールから分類ラベルと保護を削除することができます。

削除対象のラベルが保護を適用するように構成されている場合、この操作でもファイルから保護が削除されます。 ラベルを削除する理由を記録するためにメッセージが表示されることがあります。

重要

保護を削除するファイルの所有者であるか、保護を削除するアクセス許可 (抽出またはフル コントロールの Rights Management アクセス許可) を付与されている必要があります。

別のラベルまたは別の保護設定セットを選択する場合、ラベルまたは保護を削除する必要はありません。 その代わり、新しいラベルを選択し、必要に応じて、カスタム アクセス許可を定義できます (管理者がこの設定を許可している場合)。

Office のデスクトップ アプリ (Word、Excel、PowerPoint、Outlook) で Office ドキュメントや電子メールを作成または編集している場合、ラベルと保護を削除できます。

また、エクスプローラーを使用して分類と保護の削除を行うこともできます。エクスプローラーは、その他のファイルの種類をサポートしています。複数のファイルからラベルと保護を一度に削除する場合に便利な方法です。

Office アプリを使用してドキュメントと電子メールからラベルと保護を削除する

Information Protection バーの [ラベルの削除] アイコンをクリックします。

Azure Information Protection bar - Delete Label

[ラベルの削除] アイコンを使用できない場合は、まず [ラベルの編集] アイコンをクリックします。

Azure Information Protection bar - Edit Label

[ラベルの削除] アイコンがまだ表示されない場合、すべてのドキュメントとメールにはラベルが必要であるという理由から、管理者がこのオプションの使用を許可していません。

注意

お使いの Office アプリでこの Information Protection バーが表示されない場合:

  • リボンに [保護] ボタンが表示されている場合: [保護]、[バーの表示] の順に選択します。

  • Azure Information Protection クライアントがインストールされていないか、クライアントが保護のみモードで実行されている可能性があります。

エクスプローラーを使用してファイルからラベルと保護を削除する

エクスプローラーを使用すると、1 つのファイル、複数のファイル、またはフォルダーからラベルと保護をすばやく削除することができます。 フォルダーを選択すると、そのフォルダー内のすべてのファイルとサブフォルダーが自動的に選択されます。

  1. エクスプローラーで、1 つのファイル、複数のファイル、またはフォルダーを選択します。 右クリックして [分類して保護する] を選択します。

  2. ラベルを削除するには: [分類と保護 - Azure Information Protection] ダイアログ ボックスで、[ラベルの削除] をクリックします。 保護を適用するようにラベルが構成されていた場合、その保護は自動的に削除されます。

  3. 1 つのアプリケーションからカスタムの保護を削除するには: [分類と保護 - Azure Information Protection] ダイアログ ボックスで、[Protect with custom permissions](カスタム アクセス許可で保護) オプションをオフにします。

    [カスタム アクセス許可で保護する] オプションが表示されない場合、管理者はお客様がこのオプションを使用することを許可していません。

  4. 複数のファイルからカスタムの保護を削除するには: [分類と保護 - Azure Information Protection] ダイアログ ボックスで、[Remove custom permissions] (カスタム アクセス許可の削除) をクリックします。

    [カスタム アクセス許可の削除] オプションが表示されない場合、管理者はお客様がこのオプションを使用することを許可していません。

  5. [適用] をクリックし、"作業が終了しました" というメッセージで結果が示されるまで待ちます。 次に、[閉じる] をクリックします。

その他の手順

他の操作手順については、Azure Information Protection ユーザー ガイドを参照してください。

管理者向け追加情報

[Make the custom permissions option available to users](ユーザーがカスタム アクセス許可オプションを使用できるようにする) のポリシー設定を有効にする構成手順については、「Azure Information Protection のポリシー設定を構成する」を参照してください。

その他の構成手順: Azure Information Protection ポリシーの構成