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XML CDATA リテラル (Visual Basic)

XCData オブジェクトを表すリテラルです。

<![CDATA[content]]>

指定項目

  • <![CDATA[
    必ず指定します。 XML CDATA セクションの開始を示します。

  • content
    必ず指定します。 XML CDATA セクションのテキストの内容です。

  • ]]>
    必ず指定します。 セクションの最後を示します。

戻り値

XCData オブジェクト。

解説

XML CDATA セクションは、そのセクションを含む XML と共に格納する必要のある (ただし、解析されない) 生のテキストを含みます。 XML CDATA セクションには、任意のテキストを格納できます。 これには、XML の予約文字も含まれます。 XML CDATA セクションは、"]]>" で終了します。 これには以下のような条件があります。

  • 埋め込み式の区切り記号は XML CDATA の有効な内容なので、XML CDATA リテラルの中で埋め込み式を使用することはできません。

  • XML CDATA セクションは、入れ子にできません。これは、content に値 "]]>" を格納できないためです。

XML CDATA リテラルは、変数に代入できます。または、XML 要素リテラルに含めることができます。

注意

XML リテラルは、行継続文字なしで複数の行に記述できます。これにより、XML ドキュメントから内容をコピーし、Visual Basic プログラムに直接貼り付けることができます。

Visual Basic コンパイラは、XML CDATA リテラルを、#ctor コンストラクターの呼び出しに変換します。

使用例

"Can contain literal <XML> tags" というテキストを含む CDATA セクションを作成する例を次に示します。

Dim cdata As XCData = <![CDATA[Can contain literal <XML> tags]]>

参照

関連項目

XML 要素リテラル (Visual Basic)

XCData

その他の技術情報

XML リテラル (Visual Basic)

Visual Basic での XML の作成