Visual Basic での XML へのアクセス
Visual Basic には、LINQ to XML 構造体へのアクセスとナビゲーションを行うための XML 軸プロパティが用意されています。 これらのプロパティは、特殊な構文を使用することで、XML の名前を指定して要素と属性にアクセスできるようにします。
次の表は、Visual Basic で XML の要素と属性へのアクセスを可能にする言語機能の一覧です。
XML 軸プロパティ
プロパティの説明 |
例 |
Description |
---|---|---|
子軸 |
contact.<phone> |
contact 要素の子要素であるすべての phone 要素を取得します。 |
属性軸 |
phone.@type |
phone 要素のすべての type 属性を取得します。 |
子孫軸 |
contacts...<name> |
要素が出現する階層の深さに関係なく、contacts 要素のすべての name 要素を取得します。 |
拡張インデクサー |
contacts...<name>(0) |
シーケンスから最初の name 要素を取得します。 |
value |
contacts...<name>.Value |
シーケンスの最初のオブジェクトの文字列表現を取得します。シーケンスが空の場合は Nothing です。 |
このセクションの内容
方法 : XML 子孫要素にアクセスする (Visual Basic)
子孫軸プロパティを使用して、指定した名前を持ち、指定した XML 要素に含まれる、すべての XML 要素にアクセスする方法を示します。方法 : XML 子要素にアクセスする (Visual Basic)
子の軸プロパティを使用して、ある XML 要素内で指定した名前を持つすべての XML 子要素にアクセスする方法を示します。方法 : XML 属性にアクセスする (Visual Basic)
属性の軸プロパティを使用して、ある XML 要素内で指定した名前を持つすべての XML 属性にアクセスする方法を示します。方法: XML 名前空間プレフィックスを宣言して使用する (Visual Basic)
XML 名前空間プレフィックスを宣言し、それを使用して XML 要素を作成し、それにアクセスする方法を示します。
関連項目
XML 軸プロパティ (Visual Basic)
さまざまな XML アクセス プロパティについて説明するセクションへのリンクを示します。Visual Basic における LINQ to XML の概要
Visual Basic での LINQ to XML の使用の概要について説明します。Visual Basic での XML の作成
Visual Basic での XML リテラルの使用の概要について説明します。Visual Basic での XML の操作
Visual Basic での XML の読み込みと変更に関するセクションへのリンクを示します。Visual Basic における XML
Visual Basic での LINQ to XML の使用方法について説明するセクションへのリンクを示します。