次の方法で共有


result_of クラス

ラップされた呼び出し可能オブジェクトの戻り値の型です。

template<class Ty>
    struct result_of {
    typedef T0 type;
    };

パラメーター

  • Ty
    関数呼び出しの記述 (「解説」を参照)。

解説

このテンプレート クラスでは、そのメンバー type は、そのテンプレートの引数 Ty で表される関数呼び出しの戻り値の型のシノニムとして定義されます。 テンプレートの引数は、Fty(T1, T2, ..., TN) という形式である必要があります (Fty は呼び出し可能型)。 テンプレートは、戻り値の型を、次の順序で最初に該当した規則に従って決定します。

  • Fty が関数の型 R(*)(U1, U2, ..., UN) へのポインターである場合、戻り値の型は R になります。

  • Fty が関数の型 R(&)(U1, U2, ..., UN) への参照である場合、戻り値の型は R になります。

  • Fty がメンバー関数の型 R(U1::*)(U2, ..., UN) へのポインターである場合、戻り値の型は R になります。

  • Fty がデータ メンバーの型 R U1::* へのポインターである場合、戻り値の型は R になります。

  • Fty が、result_type というメンバー typedef を持つクラスである場合、戻り値の型は Fty::result_type になります。

  • N が 0 の場合 (つまり、Ty が Fty() 形式の場合)、戻り値の型は void になります。

  • Fty が、result という名前のメンバー テンプレートを持つクラスである場合、戻り値の型は Fty::result<T1, T2, ..., TN>::type になります。

  • それ以外の場合は、すべてエラーになります。

使用例

 

// std_tr1__functional__result_of.cpp 
// compile with: /EHsc 
#include <functional> 
#include <iostream> 
 
double square(double x) 
    { 
    return (x * x); 
    } 
 
template<class Fun, 
    class Arg> 
    void test_result(const Fun& fun, Arg arg) 
    { 
    typename std::result_of<Fun(Arg)>::type val = fun(arg); 
    std::cout << "val == " << val << std::endl; 
    } 
 
int main() 
    { 
    test_result(&square, 3.0); 
 
    return (0); 
    } 
 
  

必要条件

ヘッダー: <functional>

名前空間: std