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deprecated (C/C++)

deprecated プラグマを使用して、今後のリリースでサポートされない、または使用が推奨されない関数、型、その他の識別子を示すことができます。

#pragma deprecated( identifier1 [,identifier2, ...] )

解説

コンパイラは、使用されていないシンボルを検出すると、C4995 を発行します。

マクロ名の使用を避けることができます。 マクロ名を引用符で囲んで配置します。そうしないと、マクロ展開が発生します。

deprecated __declspec 修飾子を使用して、オーバーロードされた関数の特定形式に対し、deprecated ステータスを指定できます。

使用例

// pragma_directive_deprecated.cpp
// compile with: /W3
#include <stdio.h>
void func1(void) {
}

void func2(void) {
}

int main() {
   func1();
   func2();
   #pragma deprecated(func1, func2)
   func1();   // C4995
   func2();   // C4995
}

次のサンプルでは、クラスの使用を避ける方法を示します。

// pragma_directive_deprecated2.cpp
// compile with: /W3
#pragma deprecated(X)
class X {  // C4995
public:
   void f(){}
};

int main() {
   X x;   // C4995
}

参照

関連項目

プラグマ ディレクティブと __Pragma キーワード