[継承ピッカー] ダイアログボックス

[アーティクル]
10/09/2014

新しいフォームやユーザーコントロールの継承元になるコンポーネントを指定します。このダイアログボックスは、[新しい項目の追加] ダイアログボックスを使用して、継承フォームまたは継承コントロールを Windows ベースのアプリケーションに追加するときに表示されます。既定では、Visual Basic で作成するクラスはすべて継承できます。フォームはクラスであるため、継承を使用して、既存のフォームに基づいて新しいフォームを定義できます。

新しいプロジェクトを作成している場合、[継承ピッカー] ダイアログボックスを使用するには、そのプロジェクトをコンパイルする必要があります。

[継承元コンポーネントの指定]
継承できるコンポーネントを表示します。既定では、このテーブルには現在のソリューションのコンポーネントが一覧表示されます。現在のソリューション以外のコンポーネントを選択するには、[参照] ボタンを使用します。このオプションでは、3 つの列ヘッダーからなる読み取り専用の一覧が表示されます。一覧には、継承できるコンポーネントの名前、そのコンポーネントが格納されているプロジェクト、そのプロジェクトの完全パスが表示されます。コンポーネントの一覧を特定の列で並べ替えるには、列の見出しをクリックします。
[新しいコンポーネント名]
継承したコンポーネントに任意の名前を指定します。名前は、コンポーネントをプロジェクトに追加した後で変更できます。
[参照]
継承するコンポーネントが格納されているファイルを選択します。

注意

[継承ピッカー] ダイアログボックスに表示される Windows フォームは、Public として宣言されている Windows フォームだけです。ただし、フォームに継承ステートメントを手動で追加できます。詳細については、「方法 : Windows フォームを継承する」を参照してください。