SS.INI ファイルの例
ここでは、SS.INI ファイルの例を示します。
| SS.INI
;
| This file contains all the variables that "customize" Visual SourceSafe
| to your particular needs. The SS.INI variables are documented in
| Online Help. Only a few of them are placed in this file by default.
| C programmers should remove the semicolon from the following line, to
| uncomment it. Other programmers REPLACE the line with different masks.
| Relevant_Masks = *.c, *.h, *., *.asm
| The following line prevents you from being asked for a check out
| comment.
Checkout_Comment = -
Project = $/Samples
Maximized (Win) = No
Sort_Order = Date
[$/Features]
[$/MyProject]
マルチ プラットフォーム版 Visual SourceSafe を実行する場合は、1 つの SS.INI ファイルが異なる種類の複数のオペレーティング システムで使用されます。このような場合は、目的のプラットフォームを変数で指定できます。識別子をかっこで囲んで変数名の後に入力すると、この識別子に該当するプラットフォームだけに変数が適用されます。たとえば、以下のように指定します。
Use_ReadOnly (NT) = Yes
この設定は、Windows オペレーティング システムだけに適用されます。同じ SS.INI ファイルに、条件に応じた設定を記述することもできます。たとえば、初期化変数をコマンド ライン (CL) 用と Visual SourceSafe エクスプローラ (UI) 用に別々に設定できます。たとえば、以下のように指定します。
Force_Dir (UI) = No
Force_Dir (CL) = Yes
かっこで囲まれた識別子を持つ Force_Dir 初期化変数がこの 2 つしか SS.INI ファイルにない場合は、Visual SourceSafe エクスプローラを実行すると Force_Dir に No が適用され、コマンド ラインから Visual SourceSafe を起動すると Force_Dir に Yes が適用されます。ただし、SS.INI ファイルに (たとえば) マシン名や NT を指定した Force_Dir 行があると、この例の 2 つの設定内容より優先されます。
Visual SourceSafe では、コンピュータ名がプラットフォーム指定子として認識されます。指定可能なプラットフォーム指定子の数はユーザーごとに 10 個まで、つまり SS.INI ファイルごとに 10 個までです。