Windows XP Service Pack 2 の効率的な展開と構成 (ワークグループ編)
ワークグループ編
Windows XP SP2 では、悪意を持った攻撃を防ぐため、「多層防御」の考えに基づいてOSの基本的な部分に対する改善を多数実施しています。たとえば、外部からの不正なネットワーク攻撃に対しては、Windows ファイアウォール機能で外部からのアクセスを遮断することで防止します。また、ユーザーが危険な Web サイト見てしまったり、電子メール経由で危険なファイルを誤って実行したりしてしまう問題に対しては、Internet Explorer や Outlook Express のセキュリティをさらに強化することで対応します。さらに、バッファ オーバーフロー攻撃に対しては、データ実行防止 (DEP) 機能が利用できるようになりました。
このように、Windows XP SP2 では、セキュリティ機能が大幅に強化されています。しかし、その反面、OS の基本仕様の変更によりこれまで使っていたアプリケーションやシステムに影響を与えることも予想されます。
本書では、既存の Windows XP に Windows XP SP2 を効率的に導入するにあたっての基本的な手順を紹介するとともに、導入時の注意点や展開後の管理方法について紹介します。なお、本書では、Active Directory が導入されていない環境を想定しています。Active Directory を導入済みの方は、「Windows XP Service Pack 2 の効率的な展開と構成 (Active Directory 編)」も参照してください。
内容
はじめに
WINDOWS XP SERVICE PACK 2 概要
WINDOWS XP SERVICE PACK 2 の導入
WINDOWS XP SERVICE PACK 2 の効率的な展開手法
WINDOWS XP SERVICE PACK 2 環境の管理
まとめ
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Windows XP Service Pack 2 の効率的な展開と構成 (ワークグループ編)
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2004-10-05