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isleadbyte、_isleadbyte_l

文字がマルチバイト文字の先行バイトかどうかを判定します。

重要

この API は、Windows ランタイムで実行するアプリケーションでは使用できません。詳細については、「/ZW でサポートされない CRT 関数」を参照してください。

int isleadbyte(
   int c 
);
int _isleadbyte_l(
   int c 
);

パラメーター

  • c
    テストする整数。

戻り値

isleadbyte では、引数がテスト条件を満たす場合に 0 以外の値が返され、テスト条件を満たさない場合に 0 が返されます。 "C" ロケールと 1 バイト文字セット (SBCS) のロケールでは、isleadbyte は常に 0 を返します。

解説

isleadbyte のマクロは、引数がマルチバイト文字の先行バイトの場合に 0 以外の値を返します。 isleadbyte は –1 (EOF) から UCHAR_MAX (0xFF) までの任意の整数の引数に対して意味のある結果を生成します。

isleadbyte の予想される引数の型は int です。符号付き文字が渡されると、コンパイラはこれを符号拡張して整数に変換し、予期しない結果が生じる場合があります。

これらの関数のうち _l サフィックスが付いているバージョンの同じ動作を実行しますが、ロケールに依存する動作に現在のロケールではなく渡されたロケールを使用するという点で異なります。

汎用テキスト ルーチンのマップ

TCHAR.H のルーチン

_UNICODE & _MBCS が未定義の場合

_MBCS が定義されている場合

_UNICODE が定義されている場合

_istleadbyte

常に false を返します

_isleadbyte

常に false を返します

必要条件

ルーチン

必須ヘッダー

isleadbyte

<ctype.h>

_isleadbyte_l

<ctype.h>

互換性の詳細については、「互換性」を参照してください。

同等の .NET Framework 関数

該当するものはありません。ただし、「System::Globalization::CultureInfo」を参照してください。

参照

関連項目

バイト分類

ロケール

_ismbb 系ルーチン