QoS 受付制御サービスのインストール
このシナリオでは、Seattle サイトの同じサブネット内で Windows 2000 Server を実行している 2 台の独立したコンピュータに QoS 受付制御サービス (ACS) をインストールし、さらに Milan サイトの別のサブネット内でも QoS ACS をインストールします。これによって、プライマリ QoS ACS サーバーが利用不可能になった場合でも、サブネット リソースの管理が正常に継続されることが保証されます。
Seattle と Milan の両方のサイトで Windows 2000 Server を実行しているコンピュータに QoS 受付制御サービスをインストールするために、以下の手順を実行しました。
注意
QoS 受付制御サービスをインストールするには、対象となるローカル コンピュータに対する Administrator の権限が必要です。
QoS 受付制御サービスをインストールするには
[スタート] メニューから [設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックします。[アプリケーションの追加と削除] をダブルクリックします。
[Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックします。次に、[ネットワーク サービス] を選択し、[詳細] をクリックします。
[QoS 受付制御] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[完了] をクリックして Windows コンポーネント ウィザードを閉じます。
[アプリケーションの追加と削除] ダイアログ ボックスを閉じます。
コントロール パネルを閉じます。
このシナリオでは、Seattle サイトで QoS 受付制御サービスをインストールした後で、QoS 受付制御サービスをサブネット 172.16.20.0/22 用に構成しました。
関連するセットアップ手順
QoS 受付制御サービスのインストール
関連資料
Windows 2000 Server リソース キット 購入ページ
Windows 2000 Professional リソース キット 購入ページ
Windows 2000 リソース キットの詳細については、こちらを参照してください。
注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。