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テスト構成: テスト プラットフォームの指定

ユーザーは、さまざまなオペレーティング システム、Web ブラウザーなど、多種多様な構成上でアプリケーションをインストールしたり、実行したりします。 このような様々な構成を備えている環境で、少なくとも複数のテストを実行するとよいでしょう。 どの構成上でどのテストを実行するかを決定するには、テスト計画を使用します。 テストを実行する場合には、必要な構成に対する環境がセットアップされていることを確認する必要があります。

テストする組合せを図示すると、次のようになります。

構成変数と構成

Microsoft Test Manager を使用してテスト構成を指定します。 ただし、Team Web Access または Microsoft Test Manager を使用したテストも実行できます。

要件

  • Visual Studio Ultimate, Visual Studio Premium, Visual Studio Test Professional

構成を使用するテストの計画

Microsoft Test Manager をチーム プロジェクトに接続し、テスト計画を開きます。 [テスト センター][計画][内容] を開いて、テスト計画を開きます。

1 つまたは複数のテストを選択し、[構成] をクリックします。

構成をテスト ポイントに割り当てます。

テストの実行時に使用する構成を設定します。

構成をテスト ポイントに割り当てます。

  • 必要な構成が見つからない場合は、 [すべての構成] をクリックします。 それでも必要な構成が見つからない場合は、独自の構成を定義する方法を確認します。

1 つのテスト ケースを複数のテスト計画とテスト スイートで使用しています。 この場合、これらのテスト ポイントごとに構成を設定する必要がありますか?

はい。 同じテスト ケースに対し、テスト スイートとテスト計画ごとに異なる構成設定を指定できます。

構成を使用するテストの実行

複数の構成があるテストを実行する場合、実行の一覧にそのテストが複数個表示されます。

テストの一覧で必要な構成。

特定の構成のテスト プラットフォームを設定し、一覧を並べ替えてその構成を使用して実行するテストを表示します。

構成によるテスト ポイントの並べ替え

テストを実行すると、必要な構成の通知がテスト ランナーのウィンドウに表示されます。

Team Web Access

Microsoft テスト マネージャー

テスト ランナーの構成名。

必要な構成はテスト ランナーに表示されます。

テスト ランナーでは、指定した構成で実際に実行しているかどうかは確認されません。 ただし、Microsoft Test Manager を使用すると、システム情報がテスト ログに格納されます。

チーム プロジェクト用の新しい構成の作成

いくつかの構成はあらかじめ定義されていますが、独自の構成を追加できます。

テスト構成は、構成変数の値の組み合わせです。 オペレーティング システム、ブラウザー、CPU の種類、データベースなどを構成変数として指定できます。 構成は、"Windows 7 + 32 ビット CPU" または "Windows 8 + 64 ビット CPU" のようになります。

[テスト センター][整理][テスト構成マネージャー] をクリックします。

独自の構成変数と値を追加するには、[構成変数の管理] をクリックします。

構成変数と値を定義します。

テストで使用できる新しい構成を作成します。

構成を値の組み合わせとして定義します。

Q & A

  • Q: さまざまなテスト データは、テスト構成変数の適切な使い方ですか?
    A: さまざまなテスト データを使用してテストを実行する場合は、テスト ケースごとに異なるパラメーターを簡単に設定できるので、パラメーターを使用することをお勧めします。 テスト構成は、テスト対象のアプリケーションがインストールされるハードウェアまたはソフトウェア プラットホームのさまざまな組み合わせにより適しています。

  • Q: さまざまな構成でテストを繰り返し実行するのは面倒です。
    A: このような場合、速度が低下し、エラーが発生しやすくなります。 ただし、作業速度を上げる方法があります。 ある構成で操作を記録し、別の構成でその操作を再生します。

    別のブラウザーで再生する場合は、テスト ランナーで [再生] メニューの [再生用ブラウザーの変更] オプションをクリックします。

    ただし、一部のブラウザーとアプリケーションでは、記録または再生が機能しない場合があります。 場合によっては、一部のステップを手動で再生する必要がある場合があります。