失敗したテストの分析とバグの追跡

テスト中のバグの送信

テストの実行中、Team Web Access または Microsoft Test Manager を使用してバグ作業項目を作成できます。このバグ作業項目は、テスト結果をレビューしているときに作成することもできます。

これらのツールで作成したバグは、実行したテストに自動的にリンクされます。 このバグには、成功したステップと失敗したステップの一覧が含まれています。 テストの実行中にコメントを入力した場合、またはファイルを添付した場合は、それもバグに添付されます。

追加の診断データ

スクリーンショット、システム情報などの診断データをバグに含める必要がある場合は、Microsoft Test Manager でテストを実行します。 IntelliTrace ログ、イベント ログ、ビデオ録画などのデータを添付するには、テストの設定を定義します。

テストの実行中に、アプリケーションのサーバー コンポーネントから診断データを収集するには、ラボ環境にサーバーを展開します。

コンピューターの状態のスナップショットを作成できるようにする必要がある場合は、SCVMM 環境で仮想マシンを使用します。

テストの分析

一連の手動または自動テストが完了したら、結果を検査し、その結果をどのように処理するかを決めることができます。

テストの実行を開き、個別のテストの結果を検査します。 テストごとに、失敗の種類と解決策を指定し、コメントを追加して、結果をチーム メンバーに割り当てることができます。 バグを作成することもできます。

分析は省略可能ですが、自動テストには特に便利です。

バグの追跡

[バグの検証] ページを使用して、自身で作成したバグまたは自身に割り当てられたバグを見つけるためのクエリを実行します。 バグを作成したら、開発者が修正コードをチェックインし、そのバグの状態を [完了] に設定します。その後、そのバグは自身に戻されます。

また、独自の TFS クエリを作成し、[バグの検証] ページで使用することもできます。

バグ修正の検証

[確認] を使用して、バグにリンクされているテスト ケースを再実行します。 通常の方法でテストを実行します。

バグからのテスト ケースの作成

バグを作成する前に実行した操作から自動的に作成されたステップが含まれるテスト ケースを作成できます。 これにより、バグが修正されたことを直接検証するテスト ケースが生成されます。 また、テスト ケースを以降のスプリントで再実行して、バグが戻らなかったことを確認することもできます。

テスト ケースの調査中にバグが作成された場合、通常、新しいテスト ケースを生成する必要はありません。