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CWinApp::ApplicationRecoveryCallback

アプリケーションが予期せず終了したときに、フレームワークによって呼び出されます。

virtual DWORD ApplicationRecoveryCallback(
   LPVOID lpvParam
);

パラメーター

  • [入力] lpvParam
    将来利用するために予約されています。

戻り値

このメソッドが正常終了した場合は 0 を返します。エラーが発生した場合は 0 以外の値を返します。

解説

アプリケーションで再起動マネージャーがサポートされる場合、アプリケーションが予期せず終了したときに、フレームワークからこの関数が呼び出されます。

ApplicationRecoveryCallback の既定の実装では、CDataRecoveryHandler を使用して、現在開いているドキュメントの一覧をレジストリに保存します。 このメソッドではファイルの自動保存は実行されません。

動作をカスタマイズするには、派生 CWinApp クラスでこの関数をオーバーライドするか、独自のアプリケーション復元メソッドをパラメーターとして CWinApp::RegisterWithRestartManager に渡します。

必要条件

ヘッダー: afxwin.h

参照

関連項目

CWinApp クラス

階層図

CWinApp::RegisterWithRestartManager

CDataRecoveryHandler クラス