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キーワード

グラフ コントロールのキーワードは、実行時に計算値で自動的に置換される文字シーケンスです。

適用可能なグラフ要素

キーワードは次のグラフ要素に適用されます。

要素

適用可能なプロパティ

Series およびDataPoint

  • Label

  • AxisLabel

  • ToolTip

  • Url

  • MapAreaAttributes

  • PostBackValue

  • LegendToolTip

  • LegendMapAreaAttributes

  • LegendPostBackValue

  • LegendUrl

  • LegendText

  • LabelToolTip

Annotation

  • ToolTip

  • Url

  • MapAreaAttributes

  • PostBackValue

  • Text (TextAnnotation のみ)

Legend

  • Text

  • Tooltip

  • Url

  • MapAreaAttributes

  • PostBackValue

キーワード リファレンス

次の表は、グラフ コントロールに使用できるキーワード一覧です。

キーワード

説明

複数の Y 値

書式設定

#VALX

データ ポイントの X 値。

いいえ

はい

#VAL

データ ポイントの Y 値。

はい

はい

#SERIESNAME

系列名。

いいえ

いいえ

#LABEL

データ ポイント ラベル。

いいえ

いいえ

#AXISLABEL

軸データ ポイント ラベル。

いいえ

いいえ

#INDEX

データ ポイントのインデックス。

いいえ

はい

#PERCENT

データ ポイントの Y 値の比率。

はい

はい

#LEGENDTEXT

凡例のテキスト。

いいえ

いいえ

#CUSTOMPROPERTY(customAttributeName)

指定したカスタム属性の値。

いいえ

いいえ

#TOTAL

系列のすべての Y 値の合計。

はい

はい

#AVG

系列内のすべての Y 値の平均。

はい

はい

#MIN

系列内のすべての Y 値のうち、最小のデータ ポイント。

はい

はい

#MAX

系列内のすべての Y 値のうち、最大のデータ ポイント。

はい

はい

#FIRST

系列内のすべての Y 値のうち、最初のデータ ポイント。

はい

はい

#LAST

系列内のすべての Y 値のうち、最後のデータ ポイント。

はい

はい

キーワードと複数の Y 値の使用

複数の Y 値を持つグラフの種類を使用する場合、特定のキーワードで Y 値に固有の計算を表示できます。この場合、キーワードに Y 値の位置を付加します。たとえば、株価チャートで始値、終値、高値、および安値を表示するには、"#VALY, #VALY2, #VALY3, #VALY4" という文字列を使用します。

キーワードの書式設定

一部のキーワードでは書式設定を使用できます。キーワードの出力の書式を設定するには、キーワードの末尾に、中かっこで囲んだ標準の数値書式指定文字列またはカスタムの数値書式指定文字列を追加します。

標準の書式指定文字列を使用すると、使用しているシステムの地域設定が使用され、その地域の書式 (たとえば、通貨の場合は日本円など) で計算値が表示されます。

次に例を示します。

  • Y 値を通貨として表現するには、"#VAL{C}" を使用します。

  • 正の Y 値をドルとして表現し、負の値はかっこで囲んだ正のドルとして表示するには、"#VAL{$#,##0.00;($#,##0.00)}" を使用します。

詳細については、「Numeric Format Strings (数値書式指定文字列)」を参照してください。

参照

関連項目

System.Windows.Forms.DataVisualization.Charting

System.Web.UI.DataVisualization.Charting

その他の技術情報

テクニカル リファレンス