グラフ コントロールでのカーソル、ズーム、およびスクロール
Windows フォームのグラフ コントロールで、データ ビューをズームおよびスクロールする柔軟性をグラフ ビューアーに与えることができます。そのためには、カーソルと選択を有効にします。これを行うには、CursorX プロパティと CursorY プロパティ (Cursor オブジェクト) を使用します。
X 軸または Y 軸、あるいはその両方に対してカーソル、ズーム、およびスクロールを有効にできます。データ ビューでカーソルを有効にするには、IsUserEnabled プロパティを True に設定します。データ ビューの選択を有効にするには、IsUserSelectionEnabled プロパティを True に設定します。
ズームとスクロール
データ ビューの選択を有効にすると、既定ではズームとスクロールが有効になります。スクロール バーの表示時の外観を調整するには、グラフ領域の X 軸または Y 軸に ScaleView プロパティと ScrollBar プロパティを使用します。
ズームを無効にするには、Zoomable プロパティを使用します。このプロパティは、個々の軸の ScaleView オブジェクトにあります。スクロールを無効にするには、Enabled プロパティを使用します。このプロパティは、個々の軸の ScrollBar オブジェクトにあります。