方法: ElementName データ バインディングを作成する
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WPF Designer for Visual Studio を使用することで、要素のプロパティ値を別の名前付き要素のプロパティにバインドできます。 たとえば、コントロールの Background プロパティをその親要素の Background プロパティにバインドできます。
名前付き要素へのデータ バインディングを作成するには
Visual Basic または Visual C# で、DataBindingDemo という名前の新しい WPF アプリケーション プロジェクトを作成します。 詳細については、「方法 : 新しい WPF アプリケーション プロジェクトを作成する」を参照してください。
WPF Designerで MainWindow.xaml が開きます。
デザイン ビューで、ルート Grid コントロールを右クリックし、ショートカット メニューの [プロパティ] を選択します。
[プロパティ] ウィンドウの上部にある [名前] ボックスをクリックし、「rootGrid」と入力し、Enter キーを押して Grid コントロールの名前を付けます。
[プロパティ] ウィンドウで、Background プロパティを見つけます。
ブラシ エディターを使用して、ブラシを作成し、Background プロパティに割り当てます。 詳細については、「方法: ブラシ エディターを使用してブラシを作成する」を参照してください。
[プロパティ] ウィンドウで、ListBox コントロールの Background プロパティを見つけます。
[継承プロパティ マーカー] () をクリックします。
[データ バインドの適用] をクリックします。
データ バインディング ビルダーが表示されます。
左パネルにある [ソース] ペインで、[ElementName] をクリックします。
中央のペインで、[rootGrid] をクリックします。
[パス] ペインをクリックします。
左パネルにある [パス] ペインで、Background プロパティをクリックします。
ListBox コントロールの Background プロパティがグリッド コントロールの Background プロパティにバインドされます。
データ バインディング ビルダーの外側をクリックし、そのビルダーを閉じます。
XAML ビューで、Background プロパティ用に追加されたマークアップ拡張機能を確認してください。
Background="{Binding ElementName=rootGrid, Path=Background}"