処理モード

サウンド バッファーには、標準、頭部相対、無効 という処理モードがあります。

通常のモード (DS3DMODE_NORMAL) では、サウンド ソースは、ワールド空間で絶対的に配置および方向付けされます。これは既定のモードであり、リスナーとともに移動および方向を変えないサウンド ソースに使用されます。

頭部相対モード (DS3DMODE_HEADRELATIVE) では、サウンド ソースの 3D プロパティはすべて、リスナーの現在の位置、速度、および方向を基準とします。リスナーが移動して向きを変えると、ワールド空間内でバッファーの位置が自動的に変更されます。頭部相対モードは、リスナーの頭上を目障りに飛び回るハエのようなサウンドに使用できます。ただし、リスナーと同じ速度で移動するほとんどのサウンドは、3D サウンドとする必要はまったくありません。

無効モード (DS3DMODE_DISABLE) では、3D サウンド処理は無効になり、サウンドはリスナーの頭部の中心から発生しているかのように聞こえます。