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XACT コード主導 API のサンプル

このサンプルは、Microsoft Cross-Platform Audio Creation Tool (XACT) ツールでウェーブ バンクを作成せずに、XACT コード主導 API でサウンドを作成して再生する方法を示しています。

サンプルの場所

このチュートリアルの完全なソース コードは、次の場所にあります。

<Installed SDK Location>\Samples\C++\XACT\XACTCodeDriven

サンプルの説明

サンプルによって実行される基本的な手順の簡単な概要を以下に示します。

  1. IXACT3Engine::Initialize を呼び出して XACT エンジンを初期化します。この時点で、一部の基本的なランタイム パラメーターと、通知コールバックを設定できます。

  2. メモリー内 IXACT3Wave を作成して再生します。

    1. ウェーブ ファイルからメモリーに未処理の PCM データを読み込みます。
    2. ウェーブ ファイルのプロパティと一致するように WAVEBANKENTRY 構造体を初期化します。
    3. IXACT3Engine::PrepareInMemoryWave を呼び出して、ウェーブ ファイル データを使用するメモリー内 IXACT3Wave インターフェイスを作成します。
    4. IXACT3Wave::Play を呼び出してウェーブを再生します。
    5. ウェーブの再生が停止すると、メモリーは解放されます。
  3. ストリーミング IXACT3Wave を作成して再生します。

    1. 未処理 PCM オーディオ データを含むファイルのハンドルを取得します。
    2. ウェーブ ファイルのプロパティと一致するように WAVEBANKENTRY 構造体を初期化します。
    3. ウェーブ ファイルのプロパティと一致するように XACT_STREAMING_PARAMETERS 構造体を初期化します。
    4. IXACT3Engine::PrepareStreamingWave を呼び出して、ウェーブ ファイル データを使用するストリーミング IXACT3Wave インターフェイスを作成します。
    5. IXACT3Wave の準備が完了するまで再生を待機します。
    6. IXACT3Wave::Play を呼び出してウェーブを再生します。
    7. ウェーブの再生が停止すると、ファイル ハンドルは閉じられます。
  4. IXACT3Engine をシャットダウンします。