コマンド ライン構文
コマンド ラインから PIX を実行するには次の構文を使用します。
PIXWin.exe ファイル名 [ファイル オプション]
ファイル オプション
PIX を開くことのできるファイルには、実験ファイル、実行ファイル、およびイメージ ファイルの 3 種類があります。各ファイル タイプは省略可能なファイル オプションを使用します。
実験ファイルのオプション
実験ファイルを開くには次の構文を使用します。
PIXWin.exe ファイル名**.PIXExp** [-targetpath パス] [-targetstartfolder フォルダー] [-targetargs 引数] [-runfile パス] [-start] [-run]
引数 | 説明 |
---|---|
ファイル名.PIXExp | (必須) PIX 実験ファイルです。 |
-targetpath パス (path) | (省略可能)ターゲット プログラムのパスを指定します。 |
-targetstartfolder フォルダー | (省略可能)ターゲット プログラムのフォルダーを指定します。 |
-targetargs 引数 | (省略可能)ターゲット プログラムのコマンド ライン引数を指定します。 |
-runfile パス (path) | (省略可能).PIXRun ファイルを保存する場所を指定します。 |
-start | (省略可能)実験を起動します。 |
-run | (省略可能)-start と等価のオプションです (非推奨)。 |
実行ファイルのオプション
実行ファイルを開くには次の構文を使用します。
PIXWin.exe ファイル名**.PIXRun** [-playstandalone] [-exporttocsv ファイル名**.csv**]
引数 | 説明 |
---|---|
ファイル名.PIXRun | (必須) PIX 実行ファイルです。 |
-playstandalone | (省略可能)完全な PIX UI を表示せずに PIX で実行ファイルを実行します。 |
-exporttocsv ファイル名.csv | (省略可能)PIXRun ファイルを読み込み、結果を Excel (.csv) ファイルにエクスポートします。 |
これらの引数の少なくとも 1 つを使用する必要があります。
イメージ ファイルのオプション
PIX は次のイメージ フォーマットとファイル拡張子をサポートします。それらは、ビットマップ (.bmp)、拡張メタファイル (.emf)、Exif (.exif)、GIF (.gif)、アイコン (.icon)、JPEG (.jpg)、PNG (.png)、TIFF (.tif)、およびウィンドウズ メタファイル (.wmf) です。
(複数の) イメージ ファイルを開くには次の構文を使用します。
PIXWin.exe イメージ ファイル名 1 [イメージ ファイル名 2 [-appenddiffmeasure テキスト ファイル名] [-outputdiffxor イメージ ファイル名 3 ] ]
引数 | 説明 |
---|---|
イメージ ファイル名 1 | 最初のイメージ ファイルを開きます。 |
イメージ ファイル名 2 | (省略可能)2 番目のイメージ ファイルを開きます。 |
-appenddiffmeasure テキスト ファイル名 | (省略可能)イメージ ファイル名 1 と イメージ ファイル名 2 のピクセル単位の差異を測定し、結果をテキスト ファイル名に保存します。 |
-outputdiffxor イメージ ファイル名 3 | (省略可能)イメージ ファイル 1 と イメージ ファイル 2 を排他的論理和で結合し、結果をイメージ ファイル名 3 に保存します。この引数は -appenddiffmeasure と組み合わせることができます。 |