シェーダーー デバッガー ビュー
頂点シェーダーやピクセル シェーダーのリンク (シェーダー デバッガーを起動する) をクリックすると、デバッガー タブはシェーダー デバッガー ビューを表示します。シェーダー デバッガー ビューは、ブレークポイントの設定、レジスタの内容を確認する際のシェーダー コードの移動などを含めて、デバッグするシェーダーをサポートしています。ピクセル履歴タブからピクセル シェーダーのシェーダー デバッガーを開きます (ピクセル シェーダーのデバッグ参照)。ピクセル履歴またはメッシュ タブから頂点シェーダーのシェーダー デバッガーを開きます (頂点シェーダーのデバッグ参照)。
- コード ビューでのシェーダー コードの表示
- レジスタおよび変数の内容の表示
- ツール バーを使用したコード ビューの移動
- コード ビューでのブレークポイントの設定
コード ビューでのシェーダー コードの表示
コード ビューには、シェーダー コードが表示されます。
デバッガーは常に、[Disassembly] タブを表示します。これは、シェーダー コードをアセンブリで表示します。
HLSL コードの表示
アプリケーションの準備ができている場合は、シェーダーにデバッグ情報が含まれているため、HLSL またはエフェクト コードを含むファイル名が表示されるタブと、アセンブリ コードを含むファイル名が表示されるタブの 2 つが表示されます。
アセンブリ コードの表示
すべてのシェーダーは、PIX を使ってアセンブリで表示されます。選択されていない場合は、[Disassembly] タブをクリックしてください。
レジスタおよび変数の内容の表示
PIX を使用して、変数とレジスタの内容を表示します。
レジスタ ビュー
レジスタを表示するには、[レジスタ](Registers)タブをクリックします。
この表は、命令完了後のレジスタの内容を示したもので読み取り専用になっています。現在の命令の結果として内容が変更されているレジスタは、赤で表示されます。
変数ビュー
シェーダー変数を表示するには、[変数](Variables)タブをクリックします。
また、この表は HLSL ステートメント完了後の変数の内容を示したもので、読み取り専用となっています。
ツール バーを使用したコード ビューの移動
ツール バーには移動用の複数のボタンがあります。これらのボタンを使用して、コードを前後に移動したり、シェーダーを最初から再起動させたりできます。
ボタンの名前 | ボタン | 実行されること |
---|---|---|
Go | 次のブレークポイントに移動する | |
[リスタート](Restart) | シェーダーの最初からデバッガーを再起動する | |
Step | コードの次の実行可能行に移動する | |
Run-to-cursor | カーソルがある場所のコードの実行可能行まで移動する | |
Step-backward | 実行可能コードの前の行に戻る |
コード ビューでのブレークポイントの設定
コード ビューから、実行可能コードのどの行にもブレークポイントを設定できます。ブレークポイントを設定するには、停止するコードの行の左側をクリックします。ブレークポイントを削除するには、もう一度クリックします。
ツール バーのボタンを使用して、ブレークポイント間を移動します。